紙の手帳は他人に読まれやすい。メモをデジタルにした大きな原因がこの事です。そもそも、メモは個人的な大切な情報の保管庫です。大抵は他人には全く意味も価値もないものです。しかしメモの管理人すなわち持ち主にとっては死活問題にも係わる大切な財産です。コレをデジタル化すればロックを掛けられるし持ち運びにもダウンサイジング出来て好都合です。デジタル化するに当たって、外せない条件があります。それは今まで同様手書きでメモが書きたいという事です。あらゆる機能を持つ標準メモアプリがメモアプリの中では1番優秀ですが、手書き入力に関しては制約が多く他の手書き専門のアプリに任せる事にしました。保存したり他に流用する事も考え手書きメモをテキストに変換するアプリも考えました。何故それ程までに手書きに拘るかと言うと次のような事が挙げられます。
手書きメモの良い所
１．乱筆でも自分の字なら後で読める
２．間違っても修正（塗りつぶしたり二重線）が早い、追加も「V」で簡単に出来る
３．自由に挿絵や図形などが挿入出来、数字、英語も日本語もそのまま書ける
正直言ってiPhoneやiPadの小さなソフトキーボードは何年経っても苦手です。特に野外や急ぐ時にはうまく書けません。ですので野外調査などで使われている野帳（フィールドノート）のようなメモ帳が使いたいのです。手書きメモアプリも沢山の種類があって迷いましたが評判を参考にGoodNotes 4に決めました。何故GoodNotes 5が既にリリースされているにも拘わらずGoodNotes 4なのか。以前よりGoodNotes 4の良いレビューやブログを読んでいましたが最近バージョンアップしたGoodNotes 5は悲惨なご意見が多くGoodNotes 4にする事にしました。そして、後で知ったのですがGoodNotes 4を購入すれば後でGoodNotes 5を無償でダウンロード出来、尚且つ4と5両方が残せると言います。これは迷う事なくGoodNotes 4を購入しましたし、皆さんの意見もその方法を勧められています。1週間ほどGoodNotes 4を使って、機能やデザインも気に入ったのでGoodNotes を使って行こうと決めました。そして今までGoodNotes を使って来なかったので4と5の違いは分からない初心者ですので最初からGoodNotes 5を使おうと決めました。とても使い易く魅力的なアプリだと思います。
GoodNotes 5の良い所
１．実際の紙とペンよりもスムースな書き心地
２．テンプレートが豊富、カレンダーなど外部テンプレートも多数ある
３．ノートを超えて全体での文字検索が優秀、特に手書き文字の検索はEvernoteよりも 優る
４．文字も図形、イラストも拡大縮小、移動や回転が自由に出来る
特に手書き文字の検索精度には眼を見張るものがあります。しかも複数のノートを個別に指定しなくても全体で検索出来ます。この機能を上手く使えば、それ程細かく分類したノートを作らなくても大丈夫だと思います。
興味本位に検索窓に「△」と入れてみたら、手書きの△も検索結果にありました。
少し驚きました。
余談ですがiPad OSで搭載される予定の同一アプリによるSlide OverやSprit Viewが今でも出来ます。GoodNotes 5もGoodNotes 4もiPad上に存在する訳ですから。
See you tomorrow！
