いつも使っている標準メモアプリですが、頻繁にバージョンアップしていて知らない機能がたくさん有ります。メモの手書き機能にも「スケッチ」と「インラインスケッチ」の2種類があるようです。
「インラインスケッチ」はメモの途中に簡単な図を挿入出来る手書き機能でスケッチアイコンをタップして使用します。
「スケッチ」は「インラインスケッチ」よりも前からあるスケッチ機能でメモ画面上に添付する形で使用します。
インラインスケッチとスケッチの違い
インラインスケッチ | スケッチ | |
---|---|---|
選択範囲 | ○ | × |
定規 | × | ○ |
描画 | テキスト表示のまま描画 | テキストと別描画 |
消ゴム | 線で消す | こすった部分を消す |
色数 | 5色+カスタム | 23色 |
添付一覧 | × | ○ |
スケッチ
1.キーボードの◯に+をタップ
2.「スケッチを追加」でツールが使える:定規が有り選択ツールがない・カラーパレット23色・消しゴムは触れた部分が消える
3.完了をタップして終了、追加はまた◯に+
4.添付ファイルにスケッチがある:一覧表示されて使っている場所が分かる
インラインスケッチ
1.キーボード上のスケッチアイコンをタップ
2.ツールが表れる:定規は無く選択ツールがある・カラーパレット5色+カスタム・消ゴムは線に触れただけで消える
※消ゴムツールは線の一部に触れれば全消去する↓
3.共有メニューで罫線と方眼が選べる
4.選択ツールで図を移動出来る
※対象の図の一部を囲い移動する
5.画面をタップして文字入力に戻る
まとめ
標準メモアプリを使ってiPhoneで絵を描いてみましたが機能的には充分だと思いました。ペンの種類や色数そして選択ツールなどメモ帳には余りある性能です。愛犬のミニチュア・シュナウザーを描いてみましたが毛色がソルト&ペッパーなのでモノクロームな被写体です。「インラインスケッチ」のカラーは黒だけでも12段階も用意されているのでもってこいでした。「インラインスケッチ」のカラーパレットは120色から選ぶことが出来ます。レイヤー機能こそありませんが、ちょっとした挿し絵を描くには不足しません。「インラインスケッチ」と「スケッチ」どちらも魅力的なのですが色数と選択ツールが使えるインラインスケッチが優位かと思います。
See you tomorrow!