 iPhoneのボイスメモを利用する

 どんなに記憶の良い人でも多くの事柄を一度に覚えるのは難しい事です。そんな時にはメモにして残しておくことが大切です。手書きのメモであったりiPhoneにテキスト入力することも出来ます。しかし役所関係、交通事故関係などの話となると専門用語も多く内容も複雑になるのでメモするだけで精一杯でこちらの意見を主張する余裕がありません。こんな時にiPhoneの「ボイスメモ」を使うと便利です。と言うか助かります。

ボイスメモの使い方

iPhoneの「ボイスメモ」アプリを開く(開くだけはSiriに頼んでも可)赤◯をタップして開始して、終了は赤□をタップする

⒉録音を編集するには「…」をタップして再録音か右肩のトリムマークをタップして範囲を決めてトリミングするか削除する

ボイスメモの注意点

⒈マイク向きに気をつける、また塞がない(iPhoneのマイクはlighteningコネクタの両サイドにある)

⒉出来れば静かな場所が良い

⒊再録音は同じ環境が望ましい(偽装するわけでは無いが音の繋がりが自然になる)

ボイスメモの編集

⒈「…」をタップして編集画面になったら再録音する場合は青い縦線(再生ヘッドと言うらしい)を再録音したい部分に調整して再録音をタップする

⒉トリミングか削除したい場合はトリムマークをタップして表れる黄色い箱(ハンドルと言うらしい)で範囲を指定してトリミングならその部分だけが抜き出されるし削除ならその部分だけ削除される

⒊謝って削除してしまってもボイスメモのメニューに「最近削除した項目」があるのでそこで復元できる(「設定」→「ボイスメモ」→「削除したものを消去」の設定を「すぐに」以外にする必要あり)

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編集はあとでゆっくり処理すれば良いと思います。あとマナーとして録音する旨を告げることも必要※です。感情的になったりして、あやふやな記憶はボイスメモで確認してから手続き、話し合いをすると円滑に進むと思います。

※相手に無断で録音してもそれ自体は犯罪にはなり難く東京高裁の判決を読んでも「著しく反社会的な手段を用いて人の精神的肉体的自由を拘束する等の人格権侵害を伴う方法」を用いない限りは、証拠能力は否定されないとあります。しかし犯罪とはいえないまでも、人格権侵害として損害賠償責任を負う場合があり得ることを示唆しています。

東京高裁昭和52年7月15日判決

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