近頃はiPhoneを持たずに出かけることが増えました。せっかく腕にApple Watchがあることだから出来るだけ活用しようと言う試みでもあるし、正直iPhoneさえも持たない事がこんなに軽快で自由な気分にさせてくれるとはApple Watchを実際に付けてみるまで分かりませんでした。外出先で事あるごとにポケットやバッグからiPhoneを出すという行為がどれだけ無駄で面倒な事か身にしみて理解出来ました。今のところiPhoneを自宅に置いて出掛けても困ることは、あまりありませんが欲を言えば3つほどやや残念な事もあります。
1.ボイスメモが無い
iPhoneにはiPhone 3Gの頃から受け継がれている「ボイスメモ」があります。ボイスメモの機能はシンプルで、録音・再生・編集の機能が搭載されていますので仕事にも私的にもかなり利用頻度も高くボイスメモの無いApple Watchだけではその点で不自由します。現在はDraftsアプリで音声入力したりEvernoteの録音機能を使っています。なので録音という意味ではEvernoteの録音しかありませんし、この録音データはEvernoteで聴くことしか出来ず他に共有する方法がありません。そこでAppleStorを覗いたところiPhoneアプリでApple Watchでも共用出来る録音アプリが迷うほど沢山ありました。はじめはWebのレビューで評判の良い”Aurora Recorder”が無料で使いやすそうなので決めていたのですがStoreに行ってみると¥240の表示があるので即、却下しました。というのもあと数日でwatchOS 6がリリースされるのに伴って新たにボイスメモを搭載して来る噂が至る所から聞こえてきていますので有料は待ちかな？という事です。そこで無料で評判の高い”ボイスレコーダーHD･録音”を選びました。Apple Watchのコンプリケーションでも使え文字盤で直ぐ起動できます。早速試してみたところiPhoneで常用しているSpeechyよりも機能が豊富で楽しみになります。しかし嫌いな広告がこれでもか、と言わんばかりに出現して唖然とさせられます。機能的には制限がない様ですが広告を外すためだけに￥840は無いだろう、とAppleWatchには広告はありませんしiPhoneで編集する時だけ我慢すれば済みます。使い方はいたってシンプルでAppleWatchの文字盤のアイコンをタップすると録音が始まります。iPhoneへは自動で送信されます。後はiPhoneの”ボイスレコーダーHD･録音”アプリで編集します。機能については画像を参考にしてください。文字起こし・着信音作成まであり録音した音や音声で時間を決めてリマインドまでしてくれます。文字起こししたテキストは共有メニューでメモやLINEに保存したり利用出来ます。
⒉カメラが無い
カメラが無いのは重々知りながら、その搭載を待てずに購入したので諦めていますが次期モデルで搭載してきたら悩みが増えます。しかしAppleWatchによりiPhoneのカメラをリモートで撮影する事は出来ます。例えば集合写真に自分も写りたい時や不自然なアングルで撮影したい時などには便利です。それならEarPodsでも出来るのですが距離の問題と撮影状況の確認が出来ない問題があります。AppleWatchならBluetooth接続ですので10Mくらい離れても撮影画面を確認しながら撮影出来ます。写真については標準のカメラアプリで簡単に撮影出来ます。
⒊バッテリーが減る
AppleWatch単独で使うとバッテリーの消耗が早いらしいです。普通1日半なら大丈夫と言われていますが単独が多いと18時間で20％を切ります。が困るほどではありませんしAppleの公表駆動時間が18時間なので合格範囲です。AppleWatchで通話する事は希ですので余程大丈夫です。
AppleWatchを使い始めて１ヶ月になりますが、差し当たって気になった事は以上の3点です。そんな問題など気にもならないほど快適さが優っています。次期OSにも大いに期待します。また昨日SiriからメッセージがAppleWatchに届きSiriを呼ぶのにDigitalCrownを長押ししなくても口元に近付けて話しかければ会話が出来るそうで、ますます便利になります。標準マップを使ったナビもiPhoneを使うより随分楽です。満足な点は挙げたらキリがありません。せっかく睡眠管理アプリ"AutoSleep"を使って睡眠を追跡させようとしたのに眠る暇がありません。
See you tomorrow！
※文字盤が2秒で変わる
⒈写真を決める
⒉共有メニューで「文字盤作成」をタップする
