iPadOSになっても標準の計算機は搭載されなかった。iPad2を使い始めた時から今まで計算機アプリは見たことがない。当たりまえだ、2010年のジョブズの講演の時から1度も積まれたことがないのだから。伝説のように報じられている記事によると
という事だ。計算機(Calculator)とジョブズの間には色々な歴史があって初代Macintoshの時代に遡りその時にもエンジニアとジョブズの間に計算機について意見の相違があり最終的には計算機のデザイン(UI)をジョブズ自身が作成したと言う経緯があったようだ。そしてその計算機はMacOS9の時代まで延々と使われ続けた。その後デザインは変わったが基本的なUIはそのまま現在まで引き継がれている。
こう言った歴史を振りかえると生前のジョブズがiPadに搭載する計算機にもこだわってアプリさえ搭載しなかった理由がわかる。サードパーティー製の計算機アプリも沢山あるが、たかが計算機如きにiPadの大きなディスプレイを占領させて良いものか、とジョブズは思ったのではないかと思われる。初代iPadそしてiPad2にはSplit ViewやSlide Overもなかったのでジョブズの考えも理解出来る。しかしiPadも今や7世代にまで進化した、のにもかかわらず未だに計算機が搭載出来ないのは理解しづらい。他に何か理由があるのだろうか。
現在はどのiPadにも計算機アプリはインストールしていない。本格的な計算はiPhoneの計算機アプリを使えば用が足りるし、ほとんどの計算はアプリを使わずにSpotlightで済ませてしまう。Spotlightでも自分が考えつくような計算は大抵出来る。
Spotlight検索で計算をする
⒈ホーム画面で下にスワイプする。またはキーボードの⌘+スペースでSpotlightを表示する。
⒉検索フィールドに数式をいれる(計算状態が確認できる)
他にもSpotlightで換算したり平方根sqrt(数字)、立方根cbrt(数字)も計算出来る。三角関数もsin(数字)cos(数字)tan(数字)で出来る。いずれも()が必要だ。
理想的にはフローティングキーボードのように移動可能な計算機が標準アプリで搭載される事を希望している。ようするにMacを目指したiPodOSならばこれ位のことは出来そうな気がする。※ ↓の動画は合成フィクション
See you tomorrow!