 iPad miniがフリック入力に回帰した

どう操作する?(中略)みんなが生まれながらに持つ世界最高のデバイス、指だ!名は「マルチタッチ」だ。(中略)ミスタッチには反応しない。複数の指を感知する。スティーブ・ジョブズ

 iPad  mini 5を使うようになって6ヶ月が経つ。待ちに待ったiPad mini 4の後継機として登場したハイスペック miniだ。購入当初はApple Pencil対応も魅力の1つでその利用方法も考えProcreateで絵を書いてみたり、テキスト入力に手書き入力アプリmazecを採用したりしたが、どうも思っていたスタイルとは違うような気がした。iPad miniはもっと気楽で身軽なデバイスだったんじゃぁないのか、と気がついた。もともとiPad miniで絵を描こうとは思っていなかったし、たまたまApple Pencilが有ったので無理やりと言うか興味本位で使ってみたかったと言うだけだった。iPadOSがリリースされてiPad全般の様子が大きく変化した。iPadにも様々なタイプがあってそれぞれに合った使われ方が出来るようなOSが用意された。だから小さなiPad miniで無理して絵を描かなくてもいいし無理してApple Pencilを使う必要もない。iPad miniはminiらしく、また前のように身軽になろうと思った。そう思わされたのには理由がある。フローティングキーボードの採用、カーソルの自由移動そして3本指ジェスチャーの充実である。

⒈フローティングキーボード

このキーボードが使えるようになったのは威力が大きい。iPadの弱点であったテキストの入力時にディスプレイの半分近くを占領してしまうソフトキーボードを使わなくても済むようになった。またそのための外付けキーボードも用意せずに外出できる。特に 出先でminiに外付けキーボードを使って入力しようとも思わないが。Apple Pencilも持たずに300gのiPad miniだけで済むのは大きい。※iPhone11ProMax 226g

⒉カーソルの自由移動

今までどうやってカーソル移動していたのか忘れてしまうほど便利になった。少々長い文章を手直しする時のテキストの範囲設定や部分修正する時のカーソル移動は気を遣う作業だった。それも今は昔、スペースキーの長押しでカーソル移動など懐かしくも思える。

⒊3本指ジェスチャーの採用

・3本指ピンチインで選択中のテキストを「コピー」

・3本指ピンチインを2回で選択中のテキスト「カット」

・3本指ピンチアウトで「ペースト」

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・3本指で左にスワイプして最後の編集を「取り消し」

・3本指で右にスワイプして取り消しを「やり直し」

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 この操作も直接フローティングキーボードを使うための大事な武器になる。敢えて言うなら3本指ジェスチャーiPadのための機能ではないかと思ってしまう。それもiPad miniのサイズにぴったりでiPhoneでは小さ過ぎ、iPad proでは大き過ぎる、正に miniのための機能である。

 こう言った理由でiPad miniBluetoothキーボードやApple Pencilに別れを告げて単身テキスト入力に向かうのであった。

See you tomorrow!

 

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