iPhoneの時計Appのタブのひとつに「ベッドタイム」があります。iOS10の頃からあったそうですが使った事もありませんし、どんな機能があるのかも知りませんでした。睡眠というのは人の心身の基礎となる大切な行為ですので一般的には8時間を目安に体内時計に従って眠るのが望ましいとされています。午後10時に就寝して翌午前6時に起床するパターンが考えられます。しかし観たいTVがあったり飲みに出かけたりすると決めたとおりには出来ないものです。そこでiPhoneにある時計Appの「ベッドタイム」を使って管理しようとする訳です。
ベッドタイムを使う
1.時計Appの「ベッドタイム」タブをタップする
2.「開始」から簡単な設問に答えて基本的な設定をして「完了」
ここまでの設定で就寝時間になるとリマインドしてくれて起床時間にはアラームで伝えてくれる設定が出来る。
ベッドタイムのONとOFF
1.時計Appの「ベッドタイム」のスケジュールで「就寝時間」か「起床時間」の何れかをタップする
2.「就寝時間スケジュール」でON･OFFを切り替える
ここでOFFを選べは就寝時間のリマインドと起床時間のアラームの両方が消える
リマインダーやアラームの時刻や曜日を変更する
1.時計Appの「ベッドタイム」タブを開く
2.スケジュールの「就寝時間」か「起床時間」をタップする
3.就寝時間のZzZか起床時間🔔ボタンをドラッグして変更する
4.有効にする曜日でリマインダーやアラームを作動させたい曜日を選ぶ（オレンジが有効）
睡眠履歴を管理する
1.時計Appの「ベッドタイム」タブをタップ
2.↓の「分析」を表示する
※寝ているはずの時間にiPhoneを使うと睡眠時間にクレジットされない
3.↓”ヘルスケア”で詳細を表示出来る
設定を変更する方法
1.時計App→「ベッドタイム」タブ
2.左上の「オプション」をタップする
就寝時間のリマインダー表示のタイミング、追跡設定などが出来る
これでベッドタイムの基本的な操作は出来ます。
「ベッドタイム」で睡眠を管理するだけでも規則的に睡眠が取れるようになりますが、もともと生活環境の理由で上記のように１度に長い睡眠時間が取れない人もいます。分割睡眠のように仕事の都合などで眠られる時間に短時間眠りまた活動する事を繰り返すパターンです。そう言う条件ですとこの「ベッドタイム」の設定ではやや難しく補いきれない事も考えられます。また「ベッドタイム」では睡眠の質までを管理してくれません。実のところ私も諸事情あって短い睡眠を何度かに分けて取っています。1日に何時間寝ているのか、本当に眠っているのか不安になる事もあります。そこで少しでも確かなデータを手に入れて睡眠環境を見直そうと思い、せっかく何時も腕に着けているApple Watchを活用する事にしました。別段、特別な事をした訳ではありませんがiPhoneにAutoSleepアプリをインストールしただけです。AutoSleepはApple Watchをつけて眠った時間や眠りの質を心拍数などから感知して管理してくれるアプリです。また、つけずに眠った時間を睡眠時間に含む設定もあります。AutoSleepを使うようになって日・週・月単位で睡眠状態が表示されるので自ずと睡眠に対する意識は高まります。
AutoSleepで設定した事
⒈睡眠ゴールの設定：1番の基本となる睡眠時間の目標値の設定をします。ベッドで横になって静かにしている時間です。AutooSleepの最下部にある「設定」タブから「ゴールの設定」へ進み「ー・＋」で自分の目標を決めます。成人で7〜9時間が必要とされます。
⒉睡眠の中でも大切なのが「深い睡眠」です。心拍数が低下し筋肉が弛緩した状態でこの睡眠時間が成人で1.5〜1.8時間必要だと言われています。
この2点を毎日チェックしています。
AutoSleepはApple Watchを着けている人の心拍数・Apple Watchの状態・iPhoneが操作されていないかを判断して眠りの質を報告します。利用する側はただApple Watchを着けているだけです。
毎朝AutoSleepで睡眠状態を確認して行動を始めます。数値が良ければそれだけで積極的になれるし、逆に悪ければ注意して行動するようにしています。
See you tomorrow！
