iPadにBluetoothキーボードで入力しています。今回のiPadOSに採用されたマウスは使わずに以前のようにApple Pencilで画面タッチ操作をしています。一旦Apple Pencilを持ってしまうとDockを出したりSlide OverやSplit Viewなどの操作のためにApple Pencilを置いて指で操作するのが面倒になります。(まぁDockはキーボードのoption+⌘+Dで出せますが)それに画面にタッチするにもApple Pencilの長さ分楽な気がします。
そこで指を使わずにAssistiveTouchのマルチタスク機能を利用しています。AssistiveTouchは「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→ 「AssistiveTouch」と進みAssistiveTouchをONにしたら「最上位メニューをカスタマイズ」で設定します。設定画面で「◯個のアイコン」を+すれば増やせます。(逆に減らす場合はー)⬜︎に+のアイコンをタップするとAssistiveTouchに与えたい機能のメニューが表示されるので必要な機能を選びます。同様な操作で多数の種類のAssistiveTouchが登録出来ます。
iPadとiPhoneでは若干、作業環境や操作環境が違うのでAssistiveTouchの種類も異なります。iPadに有ってiPhoneに無いものもありますが画面の大きいiPadの方が恩恵をより受けると思います。iPad特有のAssistiveTouchに「Dock」と「マルチタスク」があります。(※画像参照↑)そのうちのAssistiveTouchのマルチタスク機能が秀逸なので試してみます。単一のアプリを開いている時と既にSplit Viewで2アプリが開かれているという2つの場面を想定します。
単一アプリが開いている場合
⒈ AssistiveTouchボタンをタップする
⒉表れたアイコンの中から「マルチタスク」をタップする
⒊また3種類のアイコンが表れる
①新規Appを左にピン留め
②新規Appを右にピン留め
③Slide Overで新規Appを開く
何れかのアイコンをタップして自動的に表れたDockのAppを選びます
既に2アプリ以上が開いている場合
⒈ AssistiveTouchボタンをタップする
⒉表れたアイコンの中から「マルチタスク」をタップする
⒊表れたアイコン8つの中から目的にあったアイコンをタップする
①Appを拡げる
②右のAppを狭める
③右のAppを拡げる
④Appの固定表示を解除
⑤左のAppを拡げる
⑥新規Appを左にピン留め
⑦新規Appを右にピン留め
⑧Slide Overで新規Appを開く
本来はApple Pencilで出来ない操作をAssistiveTouchで行います。当然ですがスワイプしたりドラッグ&ドロップもする必要が無いのでApple Pencilを持ったままでキーボード入力しながら画面タッチでマルチタスクが出来ます。iPadならではのAssistiveTouchで作業が捗ります。
See you tomorrow!
(参考:iPhoneのAssistiveTouch)