 Appleのサポートは神なのか(watchOS 6で追加されたボイスメモがiCloud同期せず使い物にならなかった件)

 watchOS 6で待ちに待った標準ボイスメモがApple Watchにも搭載されました。地味に便利でiPhoneでテープ起こしによく利用していたボイスメモですが残念な事にApple Watchには搭載されておらずサードパーティー製のボイスレコーダーを使っていました。大袈裟にiPhoneを取り出して録音するよりもApple Watchで出来たらスマートで差し障りもなくて理想的だと思っていました。そのボイスメモがwatchOS 6で使えるようになりました。  

 しかし度重なるOSのアップデートのせいなのか、いつの間にか他のiPhoneiPadなどとiCloud同期出来なくなってしまいました。正確には出来たり出来なかったりするようになってしまいました。(ほとんど出来ない)  

 Apple Watchのボイスメモは余分な機能もなく使い方も簡単明瞭でクールです。しかしApple Watch単体で録音・再生出来てもあまり意味がありません。最低でもiCloudのファイル.appに保存だけでも出来ないと他のアプリと連携も出来ないので殆ど使い道がなくなります。

 さて設定に不備があるのかとひととおり見直しましたがそれらしい設定もなく、「設定」→「ユーザ名」→「iCloud」→「ボイスメモ」ONにしてiCloud同期の設定を入りにするだけです。確認しても問題ないのでネット検索したところAppleのコミュニティでもよく似た対話が見られますが、決定的な回答には至っていない模様です。

iCloudの入切、Bluetoothの入切、Wi-Fiの入切の説明があったので試したが治らず。iPhoneとのペアリングのリセットも勧めてあったがあまりに危険なので却下した。と言う事で得るものは無かった。どこまで信用できるか見極めが難しいので危険。

参考Appleコミュニティー   https://discussionsjapan.apple.com/thread/250754874

 そこで今回もAppleサポートセンターへ問い合わせる事にしました。毎日何処かしらのサポートに電話している自分が心配にはなっている。(←ストーカー?)

AppleサポートGetSupport→「Apple Watch」→「セットアップおよび使用方法」→「Apple Watchの設定およびペアリングの方法」→「今すぐアドバイザーと話がしたい」でタップすると相談できる。(今回は夜中だったので翌日電話をくれるように予約して切った)

⒉翌日、予約通りに電話があった。(30分前に確認のメッセージが届く)Apple WatchのボイスメモがiPhoneに同期できない旨話した。iCloudの設定やBluetoothWi-Fiの設定についても話した。

⒊アドバイザーだけでは対応しきれないので担当と相談する間5分くらい待たされる。

⒋アドバイザーが戻り画面共有(画面共有の承認もした)でiPhoneApple Watchの設定・情報(バージョンやシリアル番号など)を確認される。ボイスメモ.appの様子もミラーされた。

⒌ひと通りApple側の必要な情報が得られたようで終了した。終了の前に原因と対策方法がわかり次第連絡をくれるそうなので電話番号とメールアドレスの確認のためにメールをくれた。(内線番号と担当者の名前入り)

 すでに、ここまでの対応でApple製品にして良かったなぁという実感が湧いてくる。話し方、製品に対する知識の深さなど担当エンジニアではなくても安心して相談できる。

複雑な相談なので深く検討して結果が出次第連絡をくれるという事で電話を切った。サポートには面倒なユーザーと嫌われるかも知れないけれども↑のようなコミュニティーで相談するよりも直接Appleのケアサポートに尋ねる事をお勧めする。今回で2度目になるがどちらの対応も親切で丁寧でした。

 何故かしら嫌な気分は一切しなかった。快く相談にのってもらったので逆にスッキリした。1週間ほどかかると言われたので大人しく待ちます。

See you tomorrow!

追記

サポートの電話が終わって確認のためにApple Watchでボイスメモを使って録音してみたらiPhoneiPadのボイスメモに同期しているではありませんか。まさか画面共有している間にこちらのシステムを調整したとも思えないが調子の良い頃の状態に戻っている。もしこのままなら明日こちらから電話してみようっと。

 

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