AppleWatchを着けるようになって4ヶ月経ちました。当初はAppleWatchには何が出来るのか検討も付かず色々迷ってばかりでした。時間がわかって音楽を聴くことが出来てLINEで通信も出来る、おまけに電話まで付いている。もうこれ以上は望むまい、とも思いました。しかし肝心のメモはどうする、少なくとも毎日、日記を書いて公開までさせて頂いている身としては日記のネタ（日記にネタが要るのか？）を日々求め続けなければなりません。ふと思いついたアイデアや目にしたり耳にした情報は書き留めなければなりません。そんな時にはiPhoneをさっと取り出してメモするのが確実で定石な方法です。しかし、せっかくAppleWatchを着けているのなら、この簡単な作業も手伝ってもらおうと思った訳です。とっさに思いついたアイデアは、iPhoneを引っ張り出してアプリを立ち上げている間にわすれてしまいそうです。そこでこんな事態にピッタリなAppleWatchのメモアプリを吟味してきたわけです。以下の記事はAppleWatch購入当時のもので、知識不足のために誤解している部分もあるので訂正して現在の状態を報告します。
↓ ※ 2019/08/06 AppleWatchのメモアプリ選定委員会にて の記事内の記述
何でもかんでも放り込んでおける母なるEvernoteは万能で心強いし毎晩、その日に加えたノートはチェックして整理しているので管理しやすいと思う。だがiPhoneのwatchアプリの仕様では文字盤に常駐出来ないのでサイドボタンを押してDockから選ぶかDigitalCrownを長押ししてSiriに頼むしかないためかなり手間がかかる。AppleWatchにメモする時といえば急な用事やふと思いついたアイデアを書き留める時だからあまりややこしいのは困る。さっと起動してさっと音声入力出来たら良いのだが。
▶︎Evernoteは現在もAppleWatchで活躍中です。上記の中で”文字盤に常駐出来ない”は間違いです。iPhoneのWatchアプリからでもAppleWatch本体からもコンプリケーションのカスタマイズが可能になりました。口元でSiriに頼むかコンプリケーションをタップすればホーム画面になるので即、音声入力出来ます。
TextWell
TextWellはほとんど毎日ブログの下書きやここからiOSメモアプリ、WorkFlowy に送るなどテキスト関係の中継基地的存在になっている。またTextWellは一枚のメモ帳なのでファイルを管理することは出来ないため他愛もないメモのために執筆中の文章が消えてしまうのも惜しい。あとTextWellでAppleWatchに音声入力するためには画面を押し込む操作が必要になるのだが、毎回AppleWatchの小さな画面を押し込むのも気が進まない。
▶︎”他愛もないメモのために執筆中の文章が消えてしまうのも惜しい。”この部分についてはiPhoneのWatchアプリでTextWellの設定を「先頭に追加」か「末尾の追加」を選べば消えません。またもし消えてしまってもiPhoneの履歴に残ります。
”TextWellでAppleWatchに音声入力するためには画面を押し込む操作が必要になるのだが、毎回AppleWatchの小さな画面を押し込むのも気が進まない。”ここは大きな間違いでした。AppleWatchに対応しているメモアプリの中で唯一Siriに「Hey Siri！TextWellでメモして」の「メモして」に対応しているのは知る限りTextWellだけです。加えてAppleWatchのTextWellが起動するばかりか、画面をタッチする事なくSiriの方から「メモの内容はどうしますか？」と聞いてくれてそのまま音声入力出来ます。ちょうどiPhoneのSiriにiOSメモで音声入力を頼む時と同じです。これは誤解でした。コンプリケーションになくても「Hey Siri！TextWellでメモして」で音声入力が始まります。
Drafts
Draftsアプリは使ったことがないので要領を得ないが、文字盤に常駐出来るのとタップすれば即音声入力出来るので魅力的だ。アクションも上記のTextWell同様に多様でデフォルトでも十分な機能を持ち合わせている。
▶︎初めは物珍しさに使いましたが旧DraftPad、現在のTextWellに類似しているので辞めましたし”タップすれば即音声入力出来る”は誤りでSiriに頼んでもアプリケーションが起動するだけでコンプリケーションから起動しても画面のタップは必要です。Siriにも頼めますが次の動作が必要です。
何れにしてもどのメモも短い文章の入力なので大差ないので好みで選べばいいと思います。iPhoneや他のデバイスとの汎用性を考えてEvernoteとTextWellを使っています。
See you tomorrow！
