 TextwellのiCloudバックアップの大切さを身をもって知る[iPhone][iPad][Mac]

 それはある日突然やってきた。いつものようにTextwellで日記を書いて少し休もうと、その日は珍しく念のためにSnapを取りました。 TextwellのアクションにSnapがあります。”1枚の紙“Textwellは執筆中の文章を自動的に保存してくれるヒストリーと言う機能があり保存する間隔はおよそ1分から2分毎でそのためアプリが途中でクラッシュしても復元するのはそれほど難しくありません。しかし、短時間で複数回保存されるので書いている途中に保存される文章も多くなり、途中の部分を復元するのにも何処なのか探しにくくなります。そんな時にSnap機能が役立ってくれます。  

 Snapは文章を書いている途中あるいは書き終わった時にその状態をスナップショットを撮るように保存しスナップとして履歴が残ります。またSnapはiCloud同期するのでどのAppleバイスからも、どの時期のスナップも利用する事が出来ます。(※ヒストリーはデバイス毎の履歴なので他のデバイスとは同期しない)という事はiPadのTextwellでSnapすればiPhoneでTextwell のスナップから復元すれば執筆が続けられるという事です。(※執筆最中の文章は同期している)

 しかしその日はこのSnapに失敗しました。それまでiPadで書いていた文章Aを一旦きりをつけ他の文章Bに取り掛かる前に文章AをSnapして置いたはずですが出先でiPhoneを使って書こうとTextwellを開くと当然文章Bが表れます。そして書き上げたかった文章Aを開こうとスナップを確認した所スナップには何もありません。ヒストリーを見ても当然の如くありません。また最初から思い出しながら書くのも悔しいので辞めました。

 不審に思ってiPhoneで書いた文章をSnapしておき帰宅後iPadのスナップを確認したところ無事ありました。どうやらiPadのSnapアクションに不具合があるらしいので現在のSnapアクションを削除して新たにTextwellのデフォルトで用意されているアクション集からSnapアクションをインストールし直しました。が、直りません、Snap出来ないのです。iPadを再起動しても直らず、他の良く似た機能のアクションを探しましたが見当たらず諦めかけたところiCloudにTextwellアクションのバックアップが残してあったことに気がつきました。

 こう言ったバックアップもOSがアップデートすると使えなくなる場合が多いのであまり期待もしていませんでしたがTextwellのアクションメニューから”Import Actions from iCloud”をタップしてみました。

Textwellのアクションのバックアップと復元

バックアップ:アクションメニューのExport Actions to iCloudoをタップする→iCloudに書き出すか尋ねられるのでOKする以上でiCloudのTextwellファイルに保存される 復元:アクションメニューのImport Actions from iCloudをタップする→「アーカイブを選択」で復元したいファイルを選択する→アーカイブ内のアクション一覧から復元したいアクションを選び読み込みで完了

 iCloudからSnapアクションを復元したところ以前のように文章のSnapが出来るようになりました。今回復元の都合でiCloudのTextwellファイルを見たら以前にTextwellのアクションのバックアップについて記事を書いた時のままでバックアップを怠っていたのを知りました。バックアップもそのファイルの良し悪しを見極めて良いファイルだけを残すようにしないとまた混乱することになるので注意したいと思います。

See you tomorrow!

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