 夜なべしてRaise to Speak(手首を上げて話す)のトレーニングをする[Siri][AppleWatch]

 watchOS 5からAppleWatchで利用出来るようになった「Hey Siri!」のウェイクワードを使わなくてもSiriと会話が出来るRaise to Speakがあります。「Hey Siri!」と声をかけることに抵抗は感じない方なのですが、まだAppleWatch初心者には無理かと遠慮していました。実際に試してもダメだったし「Hey Siri!」と、はじめに呼びかけるだけの事なのでそのままにしていました。

 今夜は、なかなか眠れないし暇つぶしにRaise to Speakにでも挑戦してみようかと思い事前の準備にとりかかりました。と言うのも多くのAppleWatchユーザーの間ではRaise to Speakはコツが必要で習得するには練習が必要だ、とされているようだからです。そして成功率は6回に1度くらいだそうで、AppleWatchを口元に持っていくスピードとタイミングが微妙に関係しているとの噂です。聞いているだけで、チャレンジする気も無くなりますしユーザーが何故そこまで追い詰められなければいけないのかAppleに憤りさえ覚えます。しかし、今夜は暇な事ですし試してみました。

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AppleWatchの設定

「設定」→「Siri」→Siriに頼むの「手首を上げて話す」をONにする。

これだけです。あとは修練あるのみだそうです。Web検索によるとAppleWatchがウェイクする前に手首を口元に持っていき用件をSiriに伝えるとあります。(←これが大きな間違い)何度か試しても無理です。絶対口元に持っていく前にAppleWatchは起きます。設定で「”Hey Siri”を聞き取る」をOFFにしてみたりAppleWatchを再起動しても無理でした。

 困った時はWebのAppleサポートを確認するのが鉄則なので読んでみると

手首を上げる

1.手首を上げて Apple Watch のスリープを解除します。

2.Apple Watch を口元に近づけます。

3.用件を話します。

”手首を上げて Apple Watch のスリープを解除します”ですとぉ、なんとチャウヤン、始めから間違っている。気を持ち直して、いつものように手首を口元に持っていき「今日の天気は ?」と聞いてみました。Siriが普通に「今日の天気です」と言って画面に天気の予想図が表示されました。そればかりか「ありがとう」とお礼を言うと「お役に立ててうれしいです。」とまで会話が出来ました。念のために「Textwellにメモをして」と頼んだところ、これも出来ました。 他の方が言われるように確率は低くもなく100%ではありませんが困るほどでもありません。近くに「Hey Siri」に反応するデバイス(HomePodなど)がある時に競合したり「Hey Siri」と呼ぶのが苦手な人には良い機能だと思います。試したAppleWatchがシリーズ4ですが常時表示のシリーズ5はどうなんでしょう?何れにせよ人並みにRaise to Speakが使えて楽しい夜でした。

See you tomorrow!

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