 Evernoteの断捨離とあらたな楽しみライフログ [DayEntry][CalEver]

 私の天職はEvernoteの世話をすることなのか、などと思うほどEvernoteに手を焼いている。それでも10年もお付き合いしていてプレミアムにも登録したのでいい加減に仲良くできないものかと思っている。昨年から整理整頓を進め、古いWebクリップや意味もなく増えてしまったノートブックはすべて捨てた。
 このところ断捨離がすすみInstapaperやPocket(Pocketは復活の兆し)そしてRSSリーダーなども整理されつつある。このままではEvernoteまでも断たれそうだ。今現在、EvernoteにあるノートブックはClip、DayEntry、warehouseそしてゴミ箱の4つのみだ。表紙だけを見てみるとかなり整理が捗っているようにもみえるがwarehouse(倉庫)の中にはPASS・Workflowy・pass・photo・receipt・warehouse2019・warehouse2020と7つもの隠しノートブックがあるのだ。本当に必要なのはpassとreceiptだけだと思う。Webクリップの使い方如何によってはwarehouse(倉庫)の1つくらいはあっても良いのだが。。。PASSとpass同じものが2つあったりWorkflowyも差分メールを保存しているのだが必要になった事がない。warehouse2019などは昨年のWebクリップを捨てきれなくて保存してあるだけだし、そもそもWebクリップなどと言うものは必要ないと悟ったので(検索すれば最新の情報が得られる)やめようと思っている。

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 このあたりでEvernoteの使い方も考え直して今の社会に即応した使い方をしなければならない。今もEvernoteは万能だけれどもEvernoteにしか出来ないこと、Evernoteだから任せられる事に絞って使わないといつまで経っても中途半端なガラクタ倉庫のままになってしまう。Evernoteが”もしもの時の保険”の時代はとっくに終わっている。
 Evernoteを使い始めた頃はEvernoteでメモを取ったりブログを書いてる方も居た、今ではEvernoteも動作が速くなってきたが当時は並の重さではなかった。軽くなった今でもこれで文章を書こうとは思わない。またWebクリップの先駆けで重宝されたがその当時のWeb環境を考えると必要だったのだろう。しかし今のスピードとタブやウィンドウを無限に開ける状況を考えるとEvernoteにそんなに必要性や優位性は感じない。何度も言うがWebクリップしても一時的な事なのでリーディングリストやPocketでも十分間に合う。逆にEvernoteの深い海から検索して拾い上げる方が難しい。もうエディタやWebクリップするためのサービスでは無くなっている。ではこれからはどう言う利用方法があるのだろう。
 最近はDayEntryを使って簡単なライフログEvernoteに書いている。操作も簡単で動作も速いので書いていて楽しく、珍しい事に長続きしている。DayEntryはEvernoteに1日1ノートで記録出来るのとタグによる管理も出来るので頼もしい。(余談になるがEvernoteのノートの管理はノートブック管理をやめてタグで管理するようになったのでとても楽になった。)日記は別にNoteshelfを使って書いているがそれさえもEvernoteに保存する事も出来る。こう言った自分だけにしか残すことの出来ない記録にはEvernoteがぴったりだと思う。あとDayEntryと同時に採用したCalEverアプリがあって、長続きするのにはこのアプリの要因が大きい。CalEverはEvernoteに投稿したノートを閲覧出来るEvernote専用のカレンダーアプリで月単位で表示され自由に見たい日付のノートに移動することが出来る。DayEntryは投稿専門アプリなので投稿内容が確認したい時にはEvernoteを開かなければならないがCalEverなら瞬時に見たい月のカレンダーが表示され日付をタップすればノートの内容を見ることが出来る。表示はカレンダー形式とリスト形式が選べる。またフィルターを設定すれば見たいノートブックだけを表示させることも出来る。DayEntryで投稿するだけではライフログもここまで続かなかっただろうけれどあとで振り返って見やすくなったのはCalEverのお陰だろう。あと日記としてEvernoteを活用する場合その時々にあった事や気になるWeb記事を共有用リンクを使って貼り付けておけば無駄になりやすいWebクリップにも価値がある。CalEverは日付と言う強力なタグが写真付きで利用出来るので検索の強い味方になる。

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他にはWebでの領収書や取扱説明書(Web記事でもアプリのレシピなどはまとめてショートカット登録している)などもEvernoteに向いているだろうが突然思いついたアイデアなどはWorkFlowyの方が速いし、ある程度の量のアイデアメモはScrapboxに送ってあとで編集して利用した方が便利だと思う。
 まとめ
 こうして考えてみるとEvernoteでなければならない仕事はそんなには無い。保存しておけば安心だ、と言うだけの物置になってしまいがちのEvernoteにしか出来ない役割を考え直してみた。このEvernoteの役割や使い方も人それぞれ全く異なったものになるだろう。今まではどうしても他人と同じように使い熟さなければダメだとばかり思っていたがここは個人的に利用の仕方は千差万別なのだから自由に使いやすいように使ってあげる事が大切だと思う。

 See you tomorrow!

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