 おとなの文房具あそび

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 三菱鉛筆ジェットストリーム エッジ0.28が届いた。早速、開封して試し書きしてみた。まず驚きの細さに圧倒される。今まで使って来たペンは表示されている太さの2割増くらいの印象のものが多いがこのエッジの0.28mmは間違いなく正しい太さだ。インクはデフォルトが黒色だが替え芯に青色と赤色が用意されている。インクは油性らしくゲルインクの様な滲みもなくハッキリしている。実際に使うのに大切な事だがボールペンの形状は胴体部分が樹脂でグリップからペン先まではアルミ製になっていてペン尻からペン先に向かって6角形の胴体は徐々に太くなっていくスタイルだ。グリップについてはよく有るラバーグリップでは無く素材のアルミを細いライン加工してあり滑りにくくなっている。またペン全体のバランスが低重心設計されていて少ない筆圧で書くことが出来る。独特のクリップはドイツ製ラミー社の製品を彷彿とさせるが全くの新設計らしい。

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 第一印象は上記のとおりだ。値段的にはそれ以下でもなくそれ以上でもない。ペンを持った感じは重量が他のボールペンよりも金属を使っている分若干重く感じるが低重心のため気にはならないし充実感が感じられる重さだ。書き心地と筆跡は、メーカーの言うとおりの世界初油性ボールペンで0.28mmを実現しただけあって滑らかで滲みもなくペン先の細さも相まって書きやすいし美しい。(※最初のうちは滑らかに感じたが0.5mmのジェットストリームと比べるとかなりひっかる。よってカスレも頻繁に発生する。)また低重心設計のため細かい文字が書きやすいのだがここまで小さくて細い文字に必要性があるかどうかは疑問なのと視認性は悪くなるので用途を選ぶと思う。しかし書き味も書かれた文字も素晴らしい。クリップは率直に言って使い難い、とても。このデザインには似合うとは思うのだが。

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まとめ
購入に際してはとても迷った。試してはみたかったけれども普段使う手帳のための筆記具としては必要の無い性能では無いかと思った。だから普段手帳に使うにはJuice upの0.4に決めた。趣味で手帳や日記を書くならば適当な選択かもしれないがそれならばkakunoなどの万年筆も同じ価格帯にあるし検討する対象になる。だが書いてみたからこその感想であって、もし購入していなかったらいつまでも後悔しただろう。ジェットストリーム エッジの用途と好みが一致するならば試す価値はある1本だと思う。

See you tomorrow!

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