iPad miniを手に入れたのはiPad6世代を購入して間もない頃だった。その頃の経緯は※参照記事に書いたがiPad miniはiPadではあるけれど唯のiPadでは無いのだ。そんなiPad miniも購入当時は立場が微妙だった。タブレットとしては若干画面の大きな9.7のiPadがあるし外出にはiPhoneがお供をするのが決まりだった。
※参照 iPad mini 5のポジション - tomi_kun’s diary
ある時9.7のiPadがMagic keyboardに繋がれる事になってiPad miniにもチャンスがやってきた。9.7は殆どテキスト入力のモニターになってしまってデスクの上でスタンドに立て掛けられて身動きが取れなくなってしまった。それからはiPad miniの本領発揮の日々が始まった。なんと言ってもiPad miniのサイズと重さは軽快なのだ。それでいて画面は大きいしSplit ViewやSlide Overも出来る。iPhoneには真似のできない事が沢山ある。それでいて身の軽さからiPhoneと同じ様に何処へでも移動出来る。この存在価値は大きいし動けなくなった9.7に気兼ねする事もなくなった、彼には彼の重大な任務が出来たのだから。
同じタブレットの使い道の問題はこうやって上手く解決した。加えて9.7のiPadに今度はMagic Mouseまで繋がっちゃう事になった。iPad miniは今までLogicool Crayonを与えてもらって我慢をしてきたがMagic Mouseまで充てがわれた9.7にはApple Pencilが必要なくなったので譲って貰えることになった。
こうしてiPad miniはApple Pencilを手に入れて今まで出来なかった事が出来るようになった。そうなんだ、ロック画面をApple Pencilでタップするだけですぐにメモが書けるようになったのだ。今までは頑張ってもコントロールセンターからしか出来なかったのだけれど、これからはスマートカバーを開けてApple Pencilで画面をタップするだけですぐに書ける。同じ事のようにみえるが毎回繰り返していると億劫になってくるものだ。Logicool Crayonでは出来ないのだ。当然iPhoneにも出来ないステータスだ。
メモAppをロック画面からApple Pencilで起動する
「設定」→「メモ」→「ロック画面からメモにアクセス」
・オフ
・常に新規メモを作成
・最後のメモを再開
の内のオフ以外を設定する
設定はこれだけだ。これでiPad miniとApple Pencilの理想的な関係が築ける。併せてApple Pencilで手書き入力する時のテンプレートも設定しておくと良い。罫線や方眼を事前に設定するだけだ。
メモAppの手書きテンプレートの設定
「設定」→「メモ」→「罫線と方眼」
種類も色々あるので好みで決める。
手書きメモのタイトル
こうして思いついたら瞬時にメモがとれる準備は出来たが手書きのメモの場合タイトルが何れも「新規メモ」になってしまうので変更したい。その場合、手書きしたメモ画面を下にゆっくりスワイプすると画面の上部に「タイトルの候補:新規メモ 「編集」」が表れるので「編集」を選んでタイトルを入力する。
iPad miniにもメモできるアプリはたくさんあるがウィジェットやコントロールセンターを介さなくてもApple Pencilで直ぐにメモ出来るのはメモAppの強みだ。またこういった機動力を100%活かすことが出来るのもiPad miniならではの魅力だ。
See you tomorrow!