 水筆ペンと固形絵の具はフィールドノートにも使える

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 水彩画を描いたことがあります。屋内で静物画を描くには道具はいくらでも用意して自由に描くことが出来ますが屋外でのスケッチになるとそうもいきません。絵の具、スケッチブック、鉛筆、そして水です。水彩画を描くには水が不可欠で、その量も結構要ります。絵の具を溶いたり筆を洗ったりするだけでもキレイな水が必要になるのでペットボトル1リットルでは足りないくらいです。
 歩く距離が長いスケッチの時には水筆ペンを使っていました。水筆ペンは原理が万年筆のようなものでペン軸が水のタンクになっていて、そこへ自宅で水を補充してスケッチ現場へ向かいます。絵を描いて絵の具で色を塗る時にはこの水筆ペンの軸の部分を指で軽く押してやると軸の先に付いた筆に水を含ませることができます。水を含ませた筆で絵の具をとって、そのまま下絵に塗ってもいいしパレットで色を調整してから塗る事もできます。この時違う色の絵の具を使う場合は、また軸を押して水を出して筆先を洗いティッシュなどで拭き取れば筆先はキレイになります。もし軸の中の水がなくなってもネジで軸から筆先を外して新たに水を補充することも出来ます。
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 水筆ペンはちょうど万年筆と同じくらいの大きさで、絵の具も固形の12色セットとスケッチブックだけの荷物になるので身軽にスケッチポイントを探すことも出来ます。水彩画だけでなく普通のハイキングやバードウォッチングなどでフィールドノートをとるにも簡単に色付が出来てノートの仕上がりもキレイで分かりやすいノートになります。
See you tomorrow!

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