Better Touch ToolはMacのトラックパッドを操作するのを補助するためのソフトウェアです。トラックパッドの操作にはMacのデフォルトで2本指や3本指でのジェスチャーが決められていて2本指でダブルタップしてズームしたり3本指で上にスワイプしてMission Controlなどが出来ます。Better Touch Toolを使えばこれらのジェスチャーをもっと細かく設定してMacを操作が出来ます。その種類は無限と言っても良いでしょう。
このBetter Touch Toolはトラックパッドだけのジェスチャー設定が出来るばかりかキーボードやマウスでも設定出来ます。マウスは使わないのでキーボードショートカットの機能についてです。キーボードショートカットもMacのデフォルトである程度の操作は出来ますがBetter Touch Toolを使えば設定に自由度が高まりデフォルトでは出来なかった便利な機能をショートカットに与える事が出来ます。例として、その中の1つを紹介します。
ショートカットでどのデスクトップ上でもAppを開く
通常はAppを開くにはアプリケーションフォルダのAppアイコンをクリックするかDockに置いたAppアイコンをクリックします。Alfredを使っていればAlfredの入力窓にAppの名前を入れてやればそのAppが開きます。しかしこれだけでもいくつものアクションが必要になります。これをBetter Touch Toolを使ってキーボードショートカット設定をするとどのデスクトップにいてもショートカットキーを押すだけで即座にAppを開くことが出来ます。
キーボードショートカットの設定
1.Better Touch Toolの「設定」で「キーボードショートカット」を選ぶ
2.トリガーをクリックしてショートカットキーを入力する
3.例としてshift+control+P(写真)として割り当てるアクションを選ぶ ※アプリケーションを起動
4.アプリケーションフォルダからAppを選ぶ(例Pの写真.App)
5.完了
これでどのデスクトップにいてもショートカットキーを押してAppを呼び出すことが出来ます。※逆にAppのオプションで開くデスクトップを指定すればどこのデスクトップでショートカットキーを押しても指定されたデスクトップでAppを開くことが出来ます。
※MacBookのような小さなディスプレイではこうやってキーボードショートカット を使って作業領域をデスクトップ毎に割り振って広く使う事も出来ます。
このようにトラックパッドだけでなくキーボードやマウスでもBetter Touch Toolを使いながらAlfredやKarabinerも併用すれば自分だけの便利なMac作業環境を構築出来ます。
See you tomorrow!