 それでも僕はSiriが好き [iPhone][iPad]

 音声アシスタントはGoogleアシスタントamazonのAlexaそしてAppleのSiriが代表的である。何事にも順位を付けたがる輩がいるものでそれらのアシスタントのIQを調べたらしい。結果はダントツGoogleがトップらしいが次点はamazonAppleがドングリ状態らしい。Googleアシスタントはお目にかかったことが無いが確かにAlexaとSiriのIQはその程度かと思われるふしがある 。しかし今回のiOSiPad OS14になったSiriは少し大人になったようだ。

Siriが控えめになった

 今までiPhoneiPadに”Hey Siri”と呼びかけると画面全体が暗黒の世界化して深い闇の中でSiriとヒソヒソ話を強いられて来た。しかし今回のアップデートでもっとオープンにアプリを使用中にでも邪魔をする事なくアプリの片隅で堂々と会えるようになった。これは作業中にSiriに調べ物をしてもらうには都合が良い。
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設定をすれば会話の内容が表示される

「設定」→「Siriと検索」→「Siriの応答」で「Siriキャプションを常に表示」と「話した内容を常に表示」をオンにすればこちらの質問内容とSiriの答えが表示される。
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Siriへの質問内容をテキストで編集・変更出来る

 一旦Siriに質問したが内容を変更や訂正したい時は表示されているこちらの会話部分をタップするとテキスト編集画面になるので訂正して「完了」をタップすると修正した答えが返される。
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 このように少しだけ成長したSiriはお淑やかになって頼もしくもある。今後、翻訳関係の勉強も進めて行くようなのでなお一層の進化を期待している。

ひとことだけ小言

 アップデートの度に不具合が発生するのは常なのだが中でも自作のショートカットが毎回使えなくなるケースが多発する。プログラムなどには無知な人間が見様見真似で作っているので仕方がないのだが今回はギャラリーに陳列されている商品をインストールしての事なので困っている。ショートカットAppのギャラリーに「体重を記録」というショートカットがあってiOS13の頃から毎日利用している。iPhoneのロック画面に”Hey Siri! 体重を記録”と呼びかけるとSiriが「体重はどのくらいでしたか?」と尋ねてくるので計測した体重を音声でSiriに伝えると自動的にヘルスケアに記録してくれる。これだけのショートカットだがいちいちヘルスケアアプリを起動して入力することを思うと随分助かるし朝のルーティンとなっている。
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 今回もアップデートした後に体重を測りSiriに”Hey Siri! 体重を記録”と呼びかけたところ英語混じりで「numberAnswerは何にしますか?」と尋ねられた。。。ここは日本だ、日本語で話せ!と注意したが「問題が起きました、やり直してください」と言われた。ショートカットAppに戻って確認したがアップデート前と同じレシピの構成だ。仕方ないのでGoogle翻訳でnumberAnswerを調べてみたら“番号回答“だった、当たり前だが。何の番号なのだろう?・・・以前、アクセシビリティの音声コントロールかで完全に音声でアプリなどを操作するのに使ったアプリの呼び出し番号か何かと思ったが諦めた。もう一度”Hey Siri! 体重を記録”と言ってみたが相変わらず「numberAnswerは何にしますか?」ときた。。。62Kgって答えたら完了した。結果的には体重の数値を尋ねられているだけだったのだがSiriももう少し日本に慣れてくれたらなぁと思った。
それでもSiriは好きだなぁ See you tomorrow!

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