本日は紅葉を見にいこうよう。と岐阜県まで出かけました。やはりコロナ禍の影響で高速道路もスムーズに通行出来て早めに到着できました。もう12月になるので見頃を逃したかと思って出かけましたが現場はまだ早いくらいでした。着いたのは「養老の滝」といって岐阜県養老郡養老町にある木曽川水系に属する落差32m、幅4mの滝です。日本の滝百選や養老の滝・菊水泉として名水百選に選定されています。また菊水泉にも伝わる古今著聞集に記載されている滝の水がお酒になったという親孝行の伝説「養老孝子伝説」など故事があります。子供の頃に訪れて以来ですので感慨深いものがありました。
落差32mで幅4mの滝なので大人になった今でもはるか上方から落ちてくる水の勢いや水しぶきで爽快な気分になります。この滝の由来を記した看板が2枚ありましたが他のお客もあってゆっくり読んでいられなかったので看板を写真撮影してきました。そのまま写真で読めばいいのですがせっかくなのでiPhoneアプリの「一太郎Pad」のOCR機能で写真の文字をテキスト変換して記録しました。
撮影位置が正面でなかったので心配しましたが読むことは出来る範囲でした。これを自宅に帰って文字起こしします。
一太郎PadによるOCRテキスト変換
1.一太郎Padアプリを起動してカメラのアイコンをタップして「写真」を選択します
2.変換したい写真を4隅を移動して範囲を決定したら「完了」をタップします
変換されたテキストは共有シートで他のアプリに送る事ができます。また変換後の画面の右上の写真マークをタップして元になった写真を確認することも出来ますしタイムスタンプなどで編集や変更も可能です。誤認識もほとんどなくテキストとしてデジタル化すれば利用範囲も広がると思います。
See you tomorrow!
田中大秀養老美泉开碑
この碑は、飛騨高山の国学者、田中大秀翁由縁の養老美泉弁碑です。
文化十一年(一八一四)、大秀翁が養老美泉録を著し、これを機会に養老の美泉について尾張藩の儒臣、秦鼎と論争を交すところとなります。
文化十二年、養老美泉碑を建立しましたが、大秀翁死後、秦鼎氏の門人たちが養老美泉録の版木を焼却し、養老美泉碑をも打ち砕いてしまいました。
明治三十一年に大秀翁の流れを汲む高山の山崎弓雄等社中の人々が、大秀翁の為にこの碑の再建を図り、殆ど原形に近い養老美泉弁碑を再建し今日に到っています。
田中大秀翁は、安永六年(一七七七)高山市に生れました。後に本居宣長に師事し、宣長の学風を会得しました。