パスワードマネージャーには無料で制限なしに使えるLastPassを使っています。ところが次のような発表がありました。
2021年3月16日から、LastPassは無料サービスを1つのデバイスタイプのみに制限し始めます。つまり、サインアップする人は、コンピューターまたはスマートフォンでサービスにアクセスするかどうかを選択する必要があります。後者には、タブレット(iPad)およびスマートウォッチでのLastPassアクセスも含まれます。LastPass free restricts users to one device type in March - 9to5Google
つまり今までのLastPassは、無料でAndroidからiOS、Windows、Macまで、すべてのプラットフォームで利用出来ました。しかしこれからはケータイとパソコンのどちらか一方でしか使えなくなるという事です。実際にLastPassを使っているのはiPhoneとiPadなので、こちらに絞って使えば済むようなのですが今後1Passwordのようにサブスク化するかも知れません。その点新しいサービスのBitwardenはLastPassからのデータのインポートも簡単そうなので使ってみる事にしました。
LastPassからBitwarden へデータ移動
1.LastPassのホームで「Advanced Options」から「Export」を選んでiCloudに保存します。
2.Bitwarden のウェブ保管庫にログインします。
3.[ツール] タブから「インポートするファイルの形式を選択」→「LastPass(CSV)」を選択します。
4.「インポートするファイルを選択」でiCloudに保存したデータを選択します。
※「またはインポートするファイルの中身をコピーして貼り付け」にファイルを開いて全てをコピーして貼り付けても良さそうです。
5.済んだら「データをインポート」で確定します。
※インポートしてBitwarden の保管庫にデータが反映されるのに若干時間がかかりました。
Bitwarden の使い方
「設定」→「パスワード」→「パスワードを自動入力」をタップしてオンにした後「Bitwarden」を選択する。
このあたりの使い方もLastPassと同じなので使いやすいと思います。新たにパスワードを設定し直すのは大変なので現在登録済みのデータを使えるのは大きなメリットです。もしパスワードシステムをこれから構築するのだったら登録数が少ないうちにこういった無料のアプリを使って整理する事をお勧めします。
See you tomorrow!