 Touch IDの学習機能を利用して指紋認証の精度をあげる方法

 iPhoneiPadでTouch IDの機種を使っていて上手く指紋認証が出来ない場合があると聞きました。指先が汗っぽかったり逆に乾燥し過ぎていたりと人的要因やホームボタンが汚れている場合も考えられます。しかし個人的にはiPhoneiPadでもそういった不具合に遭遇した事がないので当人と検証してみました。まず手指の健康状態は無視します。iPhoneiPadのホームボタンも通常の使用状況ならそのままで良いでしょう。ただ保護フィルムやカバーがホームボタンに被っているのは外します。

  Touch IDの指紋登録

1. 「Touch IDとパスコード」をタップして指紋登録画面で「指紋を追加...」をタップします。
2. ホームボタンつまりTouch IDセンサーを指で覆うように指を載せセンサーの周りの金属部分に触るようにしてスキャン中は指を動かしません。 ※指は先だけでなくしっかり指の腹で覆います。
3. iPhoneの指示に従って指でタッチしたり離したりして終了します。

 通常ならこれで問題なくiPhoneiPadのロックが解除できます。しかし不安定で成功したり、しなかったりする事がある場合には 次の方法を試してみてください。Appleのサポートにも他の指も複数を登録する事が勧めてあります。しかし Touch IDセンサーは学習機能を備えているので登録済みのデータとその後にスキャンした指紋を毎回比べ直してデータを追加していき精度を高めています。つまり指紋認識作業を何度も繰り返し行う事で認識作業が早く楽になります。そこで登録する指の数を増やさずに手っ取り早くiPhoneiPadに学習をさせます。

  Touch IDセンサーの学習

1.登録済みの「Touch IDとパスコード」の画面を開きます。
2.通常のロックを解除する時と同じように登録済みの指を Touch IDセンサーつまりホームボタンに載せます。※登録した時と同じ条件で指が載せられれば指紋データ(例 指紋1)の背景がグレーになってロックが解除された状態になります。しかし指を少しずらした状態にすると背景は白色のままです。これを何度も繰り返して Touch IDセンサーに学習させてグレーに変化させると許容範囲が広くなって認識されやすくなります。
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