万年筆ばかり使うようになったけれども筆箱に1本だけボールペンが入れてある。それがどんな時なのかは分からないけれどボールペンで書かなければならない書類があった時のためだ。どうしてもボールペンで書かなければならないと言いながら用意しているのがフリクションボールペンであるところがヌケているけれど。
フリクションボールは証書類・履歴書・宛名書きに使うことはできません。 温度変化によりインキが無色になる特殊な性質を持ったインキを搭載しているため、証書類・履歴書・宛名など文字が消えてはいけないものには使用しないでください。
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フリクションボールペンは2007年頃に発売されていたそうだが昨年まで使ったことがなかった。フリクションの使用できる書類か否かを気にするのが面倒で使わなかったのだろう。ところが初めてフリクションボールノック 0.5(LFBK-23EF-BB)を使ったときの滑らかな書き心地と書いた文字が消せるというマジックに感動した。すっかりフリクションが気に入って大人っぽい雰囲気で渋い木目グリップのフリクションボール4ウッド(LKFB-3SEF-B)を買った。
フリクションボール4ウッドは重さが27gありパイロット万年筆のキャップレスの30gよりもやや軽いが雰囲気に見合った重さで使いやすい。木目のグリップは樹脂のそれと違ってベタついたり滑る事もなく しっとりとよく指に馴染む。一般的に言われるようにインクの色が薄いけれど消したい時に消せるという保険だと思えば納得できる。書き味はペンの重さも相まって滑らかだ。ただ 今は万年筆ばかり使っているのでペンを立てた状態で書くスタイルを不自然には感じる。フリクションボールペンに具合の良い手帳はモレスキンで小さな手帳に細かい文字を書くのに丁度いい。ほぼ日手帳のトモエリバーは書き味はモレスキンよりも良いのだが薄すぎるためか思うように消すことができない。
ボールペンはほとんど使わないのでどんなペンでも良いのだけれど せっかく1本だけを持つならば性能はもちろんのことデザインと質感に優れたボールペンを持ちたい。
See you tomorrow!
