今年は暑い夏です。例年ならエアコンが効いた部屋で冷えた缶ビールでも呑めば落ち着くのですが今年はそんな生半可な事では治まりません。冷えたビールは缶から汗をかきグラスに注ぐと余計に早く温かくなります。真空２重構造*1のステンレスタンブラーなら冷えた飲み物も温かい飲み物も外気と直接接触しないため保温効果があるらしい。いよいよ今年の夏は真空2重構造のタンブラーデビューです。
ステンレス製の真空２重構造タンブラーは各社から出揃っておりヨリドリミドリで選べます。真空タンブラー初心者にはダイソーのタンブラーがお勧めです。100均のダイソーとはいえこのタンブラーは税込み550円です。
取説に製造国名の表記がなく広島の大創産業としかないので日本製かと思いましたがデザインは日本で製造は中国のようです。鉄製のタンブラーは触感の冷たさが特徴ですがこのタンブラーは真空２重構造のためか冷たくはなく優しく感じます。氷をタンブラーいっぱいに詰め込んでも感触に変化はありません。ジンを注いでトニックウォーターを足すと それはすぐに冷えて飲み頃になるけれどタンブラーの外側の温度に変化はありません。しばらく放置してもタンブラーが汗をかいて水滴が溜まる様子もありません。これが真空断熱構造なのか と納得しました。
まさに魔法のタンブラーというに相応しい実力です。２重構造にする技術はともかく内部を真空にするにはどうするのか調べましたが決定的な答えは見つかりませんでした。以下の動画でヒントは得られると思います。
まだまだ暑い日が続きます。真空２重構造のタンブラーで少しでも快適に過ごせることを願っています。
See you tomorrow!
*1:これは宇宙空間と同じで、真空では熱を伝える気体分子がほとんどないため、熱移動による放熱を防ぎます。 そのため、温かい飲み物なら内側から外側へ熱が逃げるのを防ぎ、冷たい飲み物なら外側の熱が内側へ伝わるのを防ぐので、保冷保温効果が高く適温を長時間保ちます
