 ことしはライブ変換の年だった

はじまりは8月にMacで再び始めた日本語入力のライブ変換でした。日本語入力にはmacOSことえりgoogle日本語そして物書堂のかわせみなどを使ってきました。タイピングは苦手でいつまで経っても上手くならないけれど嫌いではありません 。もともと変換を細かく区切って確定していたのでまとめて流れるように入力できないし文の内容を考えるのに時間もかかります。

Macのライブ変換は日本語入力するのに 「スペース」キーを押して変換しなくても各文節が自動的にかな漢字変換されていく機能で オプションで設定できるようになっています。 この機能はiPadOS 13.4からはiPadの外付けキーボードでも使えるようになっています。ライブ変換を使うとテキストを入力するのに考えている事がダイレクトに入力されていくのでとてもスムーズです 。スペースキーやエンターキーを押すことなくまるで話すように自動的に変換されされていくのは快感でもあります 。慣れれば長い文章でも途中で確定操作することなく一気に入力することも可能になります 。

最近になってライブ変換がiPhoneiPadのソフトウェアキーボードでもできるようになりました 。デフォルトではできないのでazooKeyというアプリを使います 。azooKeyは世界で唯一ソフトウェアでライブ変換を可能にしたアプリで日本人が開発しています 。Macの日本語入力をライブ変換に本格的に切り替えたのと同時期にazooKeyを知って早速試してみました 。Macのライブ変換もタイプすれば自動で漢字変換されていくので不思議な体験でしたがazooKeyを使ってiPhoneiPadでライブ変換する感覚は全くの別世界でした 。iPhoneiPadでテキスト入力するには画面の仮想キーボードをタイプするのですがライブ変換を使うと指でタイプすると同時に漢字に変換されていくのでまるで画面に指で直接文字を書いているような感覚になります 。途中に変換する煩わしさがないので無駄な事を考えずにどんどん入力ができて思考が遮られません 。

ライブ変換という素晴らしい機能はAppleでしか使えません 。しかし取っ付き難いためかライブ変換を利用する人の割合はわずかです 。azooKeyのリリースによりMacよりもユーザーが多いiPhoneiPadにライブ変換が広まる事が期待されます 。

See you tomorrow!

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