 2つのMade in U.S.A. 〜ColemanとZippo〜

子供の頃からアメリカ製に憧れていた。音楽や乗用車そして映画などである。映画で観る車や食べ物はどれもカッコ良かった。映画に登場する日常品や学校などの公共施設も新しくヨーロッパの国々とは雰囲気が全く違った。大きなアメリカは明るくて豊かでそして強かった。

庭で肉を焼いて食うことになった。自宅で焚火はできないので炭火でも用意しよう思ったけれどガレージに置いてある古いColemanのツーバーナーストーブを使ってみたくなった。30年くらい前に子供たちとキャンプに行っていた頃使っていたストーブだ。

このストーブはモデル413Hと言って1930年代から作り続けられている定番品で2つのバーナーがあってホワイトガソリンの火力は強力で冬の寒さや風にも強いと定評がある。ガレージのストーブの裏には「88 9」と刻印があるので1988年製なのだろう。

ホワイトガソリンを入れてポンピングして点火したら見事に着いた。少なくとも30年以上放置してあったストーブが当時と同じように使えたのだ。火力も十分で安定している。正直いって驚いた。。。恐るべきMade in U.S.A.。

コールマンのツーバーナーストーブ413Hに火を着けたのがこれまたMade in U.S.A.のジッポーだ。ジッポーも世界的に定評の高いオイルライターで1932年創業である。もちろんMade in U.S.A.で1995年の喫煙当時から使っている。

ジッポーはいくつも持っているがこれはスターリングシルバーのお気に入りだ。タバコはやめたのでほとんど用が無いのだけれど今もオイルを足して面倒をみている。

 まとめ

Made in U.S.A.と聞くとやたらパワフルで大雑把なイメージだけど使ってみると意外に丈夫で長持ちする。日本製は繊細で高性能だけど耐久性や故障した時に復旧するのが複雑で高価になる。多少パフォーマンスが劣っても誰にでも分かりやすくて丈夫が一番だ。
そう言えばいつも使っているApple製品も製造国こそマチマチだが思想はMade in U.S.A.だ。

See you tomorrow!

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