せんべろ酒場

今朝の朝日新聞天声人語の写しです http://www.asahi.com/paper/column.html
"不況風がつめたい師走の街で「せんべろ酒場」が人を集めているという。千円でべろべろに酔える、を略したらしい。定義はないが、安くて、チェーン店でないのが条件のようだ。らしき店の暖簾をくぐると、モツの煮込みが250円など、手頃な値段に頬がゆるむ▼手元の辞書を引くと、「べろべろ」は酔ってろれつが回らない状態をさす。酔態の表現にも使い分けがあって、「ぐでんぐでん」は正体を無くした様子を言うそうだ。財布にやさしい「せんべろ」でも、酔い加減はやはり「ほろり」程度が賢明である▼酒の功は限りないが、罪もまた多い。「百薬の長とはいへど、万(よろず)の病は酒よりこそ起これ」と古くに戒めたのは「徒然草」の兼好法師だった。近年は、アルコール依存症患者の増加が深刻になっている▼「予備軍」を含めると440万人にのぼるという。自殺の背景になることも多く、もはや「飲んべえ」などと、のどかに呼べない人も少なくないようだ。克服するには、しっかりした治療と支援が欠かせない▼とはいえ厳しい年の瀬に、語らい、労をねぎらい合う一杯はうれしい。腹に下りて、胃の形が分かるほどにじわっと広がる熱燗など、何ものにも代え難い。〈おでん酒酌むや肝胆相照らし〉誓子。冬の巷の幸いである▼漢詩にちなんで酒のことを「忘憂」とも言う。しかし兼好法師は「酔っぱらいは昔の憂さを思い出して泣く」と手厳しかった。冬至も過ぎて、忘年会はそろそろ最終盤だろうか。憂さに負けない笑顔の杯を、ほどほどを旨に楽しまれたい。"


今の天声人語の執筆者の前の人の文章は良かったなぁ
新聞の内容なんて読まずとも天声人語だけは読んでた
その後筆者が変わり新聞をネットで読むようになって
天声人語も全く読まなくなった
たまたま食卓の上に新聞が置いてあって出だしが「せんべろ
酒場」などという初耳な言葉だったので読んでみた
内容は思った通りつまらん文章だったがちょっと興味のあることが
二つ三つあった 「せんべろ探偵が行く」
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4163595007/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt? 
なんて本が 六年くらい前に出ていたこととそれを書いたのが
中島 らもhttp://ja.wikipedia.org/wiki/中島らも だと言うことだ
中島らもなんて五年くらい前に酔っ払って階段から落ちて
亡くなったモノ書きってくらいにしか知らなかったけれども
wikiってみるとおびただしい数の著書と小説家 戯曲家 随筆家
俳優 コピーライター 広告プランナー ミュージシャンなど才能
の豊富なことに驚かされた 精神的にも不安定で酒に溺れる
人間誰でもおんなじだとは思うけれども中島らもは死んだ
そして僕は酒をやめて生きている
何が違ったんだろうなぁって思ったら一冊読んでみるかと
思ったという日記でした

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