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時代背景は1963年頃の横浜かな?当時の高校生の淡い恋愛物語なのだろうか。作品全体にノスタルジックな匂いがぷんぷんする。ちょうど団塊の世代のお父さんやお母さんの思い出にカブるのだろう。
渡されたパンフレットを見て先ず感動したのは豪華な声優陣だ。主人公、海を演じた長澤まさみや俊を演じた岡田准一にも驚いたが、他にも竹下景子、石田ゆり子、風吹ジュン、内藤剛志、風間俊介、大森南朋、香川照之が作品を盛り上げている。ときおり流れる当時流行した坂本九の「上を向いて歩こう。」が良い雰囲気をだしている。
さて、会場は思ったよりも若い観客で満席だった。当時の様子を想像できるギリギリの年代かと思われる私よりもずーっと若い世代の方々にはどんな評価を頂けるのだろう。少なくとも宮崎駿のファンタジックな世界を期待してはいけない。