Huluで観ている真犯人フラグの14話にポリュビオスの暗号表と江戸川乱歩の黒手組についての相良凌介(西島秀俊)のセリフがあった。ある事件の犯人から届いたメールの内容が数字ばかり並んだ暗号文だっため解読中に思い当たったのがポリュビオスの暗号表だったのだ。大学時代に文芸サークルに所属していたという設定の相良凌介(西島秀俊)らしい閃きだ。
ポリュビオスの暗号表といっても何のことなのか解らないし乱歩の黒手組も読んだことがない。とりあえずWebの青空文庫で黒手組を読んでみた。どうやらポリュビオスの暗号表とは数字を文字にする換字表のことらしい。
ずいぶん前にあったポケベルの入力文字のようなものだ。真犯人フラグではこれを使って無事に解決したのだが江戸川乱歩の黒手組のサスペンス性には適わない。
黒手組では犯人(?)から届いた1通のはがきに書かれていた「一好割此外可袋自叱歌切」の文字。これを明智小五郎が解いて事件解決となるのだがその知恵と人間愛は真犯人フラグの原案者 秋元康には無かった。
To be continued