万年筆のインクである色彩雫の紺碧という青色が届いた。封を切って取り出された小さな瓶は美しい青色だった。それは前回届いた月夜よりも明らかに鮮明な青だった。まさに紺碧な青色だ。色ほど言葉で表現するのが難しいものはない。他の事なら何々のように青…
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