 木造住宅と鉄骨住宅の狭間で

 今日は知人のお供でハウジングセンターへ行って来ました。目的は木造か鉄骨住宅にするかを決断するためです。なので2棟の展示場を見学してそれぞれのメリット、デメリットについての記録です。

 家を建てるのはやはり夢であり目標の1つだと思うので迷う事も多いし楽しみな反面不安な事もあります。またやり直しはほとんど不可能になるので判断が重要です。お供とは言え責任を感じたので展示場の担当者に質問をたくさんして来たので備忘録です。木造VS鉄骨は基本中の基本になるため判断が難しいところで好みだけでは決められない部分です。主に耐久性と快適性について聞いて来ました。

木造住宅・鉄骨住宅比較

 耐震力

◦ 木造建築の進歩と2×6工法で耐震力に優れているのと木材を繋ぎ合わせる金具の進歩

◦ 鉄骨(軽量・重量) 同じ重量を支えるのに鉄骨の方が柱や壁が少なくて済む

※木造も鉄骨も耐震強度を上げるために必要なだけ柱と壁を使うのでどちらも同じ

遮音性

◦ 木造、鉄骨の骨組みの違いによる遮音性は関係ない

◦ 木造は機密性が高く遮音性や冷暖房の換気効率が高い

◦ 耐火性、遮音性ともに外壁材、窓ガラスの素材によるところが大きい

耐火性

◦ 建物の中から火が付いたら骨組みがどんな構造でも関係なく壁紙や家具が先に燃える。実際の火災では骨組みが鉄骨か木造どちらでもその他の設備が重要。

火災による倒壊

◦ 鉄骨は強いが軽量鉄骨は曲がる(700度以上実際の火事は1200度)

◦ 木材は表面が燃えるが、木の中は炭化するので燃えきらない

◦ 倒壊確率から言ったら軽量鉄骨が一番不利

間取り

◦ 木造:軸組工法(在来工法)2×6工法

軸組工法は気密能力の維持、換気システムのため間取りの自由度は低い

2×6工法は工場生産のパネルを使うために軸組よりも間取りの自由度は低い

◦ 鉄骨:柱が少ないのと強度の関係で自由度は高い

耐久力

◦ 骨組みには関係ない

木造住宅のメリット

◦ 鉄骨よりもコストが低い

◦ 気密性が高い(強度上壁量を増やし窓を小さく少なくするため)

鉄骨住宅のメリット

◦ 間取りで壁や柱を減らして大きな空間が確保出来る

◦ 鉄骨は工場生産のため品質が安定している(木造2×6も工場生産)

まとめ

実際には見学した木造住宅メーカーは軸組工法と2×6(※現在は2インチ×6インチ)工法がありそして鉄骨住宅メーカーの3種類から選ぶ事になりました。展示場はどちらも床暖房が完備され24時間常時換気システムで加湿機能付きとなっています。木造住宅の方は屋根全面が太陽光発電であり売電プランも用意されています。やはりどの業界も健康と経済性がテーマになっているようです。そして話を聞くうちに 鉄骨が良いとか木造だから良いとは一概に言えないので信頼できるメーカーを選ぶ事を最優先に考えるべきだと思いました。

See you tomorrow!

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