 カーソル移動キーを変更する あなたの番ですKarabiner-Elements [Mac]

 昨年12月、iMacにSpectacle・HyperSwitch ・Better Snap Tool・Better Touch Toolと2週間の間に立て続けにインストールした。どのソフトもMac愛好家には定番中の定番だそうで使っていなけりゃモグリだとも言われるらしい。しかし1つもインストールしてなかったので遅まきながら試してみることにした。たぶん便利で一旦使い始めたら元へは戻れない系のソフトのようだが定番というよりもかなりギークなソフトなのでシロートには若干荷が重い。すべてを使い熟すのは直ぐには無理なのでSpectacleとHyperSwitchは休眠させた。Better Snap Toolもマウスを卒業したのでキーボードの設定が主になっているしトラックパッドも超初心者なのでデフォルトの機能を覚えるのがやっとでBetter Touch Toolも使うまでに至っていない。正直、頭の中がカオスだ。
 しかしMagic Trackpadが手に入ったのでマウスを使うよりも右手に余裕が出来る。キーボードからほんの数センチ右に手のひらを移動させればそこには指で画面を操る事のできるパッドがある。こうなるとますますキーボードから手を離したくなくなる。
 MacにはKarabiner-Elementsと言ってキーボードのキー(複数キーも)を押した時に実行される機能を変更して割り当てる、所謂キーバインドするソフトがある。例えばCapsLockキーなどはほとんど使わないので左のEnterキーなどに機能を変更出来るソフトだ。実際試しにCapsLockキーをキーバインドの変更をしただけで入力が捗った。
 プログラマーでもないのでそこまで必要ないとは思ったがキーボードの設定に興味がわいた。上記のCapsLockキーをEnterキーへの変更などは1分もあれば出来る。簡単そうなのでカーソルキーの移動を設定してみることにした。カーソルはキーボードの右下の矢印キーで移動出来るがキーが小さくてとても押し辛い。デフォルトのキーの割り当てで次のようにも移動する事も出来る。control+Pが↑、control+Fが→、control+Nで↓そしてcontrol+Bが←という具合だ。だがキーボードの操作に熟練していないとこのPFNBを探すのに手間がかかるので矢印キーに戻ってしまう。

f:id:tomi_kun:20200106171449j:plainf:id:tomi_kun:20200106172403j:plain
 矢印キーをキーバインドするには1つのキーの機能を変更するのとは訳が違ってKarabiner-Elementsでキーリマップする必要がある。と知ったかぶりしているがなかなか上手くいかなかった。Karabiner-Elementsの取説などないのでWebで調べるのだがソフト自体が英語表記なので何を調べたら良いのかも分からない。ブログ記事を頼りにそれらしい内容を見つけて試すしかない。冒頭に挙げたSpectacleやBetter Snap Toolなどはそれなりに理解出来て設定も出来たがKarabiner-Elementsについては各人各様さまざまな方法が書いてあってハズレが多かった。うちのiMacがHigh Sierraなので対応していないのかとも思った。結果的に4件目の方の方法で出来た。文句を言える立場ではないのだけれどソフトをインストールした機種とOSくらいは書いてくれてると助かるのだが、この記事はiMac late2009 High Sierra10.13.6で書いている。
Karabiner-Elementsでカーソル移動キーを矢印キーからカスタマイズする
⒈Karabiner-Elementsをダウンロードする

Karabiner-Elements - Software for macOS

⒉Karabiner-Elementsを開いて「Complex Modifications」で「Add rule」をクリックして「Change right_command+h/j/k/l to arrow keys」を探してダウンロードする

f:id:tomi_kun:20200106172541j:plain

f:id:tomi_kun:20200106172449j:plain

これで設定出来たので⌘+Kは↑、⌘+Lが→、⌘+Jで↓、⌘+Hは←の設定が出来たのでホームポジション近くで操作出来る。

f:id:tomi_kun:20200106171603j:plain

ショートカットキーが急に大量に増えたため戸惑いもあるが極力干渉し合わないように注意をしている。これはトラックパッドも同じでデフォルトのジェスチャーと被らないようにするのが大変だ。しかし慣れれば手放せない機能になるので楽しみである。

See you tomorrow!

follow us in feedly