 iPadOS17のSpotlightが進化している

iPad miniにはAlfredがないのでファイル・App Store・写真・設定・カレンダー・辞書・連絡先・メールなど解らない事はすべてSpotlightで調べます。Spotlight検索を行うにはホーム画面またはロック画面の中央から下にスワイプして表れる検索窓にワードを入力します。

iPadOS17のクイックアクション

クイックアクションと言うのはSpotlightの検索フィールドに電話番号や年月日を入力するとこれまではSafariでの検索や特定のアプリでの検索が表示されましたがiPadOS 17では電話番号を「連絡先」に追加したり電話をかけたりカレンダーに予定を送ったりできるクイックアクションが表示されすぐに目的の操作を行うことができるようになっています。例えばSpotlightで20231224と入力するとカレンダーの日付と判断しカレンダー.appに「追加」を促す検索結果が表示されます。この「追加」ボタンを押すとわざわざカレンダー.appを開かなくても新規予定表が開いて入力すればカレンダー.appに予定として記録されます。ここまでカレンダー.appは1度も開かずにSpotlightだけで処理しています。

「設定」でもSpotlightのクイックアクションを使う

iPadMacで使えるようになったクイックメモがあります。iPadの画面右下隅を上にスワイプするとクイックメモが表れるとあります。しかしApple Pencilでも指でも可能なはずですが指では機能しません。設定の「Apple Pencil」にはペンシルジェスチャーはありますが指によるジェスチャーの設定はありません。どこで設定するのか解らないのでSpotlightで「隅」と入力して検索したら「隅のジェスチャー」がヒットして設定は「マルチタスクジェスチャー」にあることも分かりました。しかし設定を開かずにSpotlightで検索された「指のジェスチャー」をタップすれば設定の「マルチタスクジェスチャー」が開くので設定項目をONにするだけです。

まとめ

iPadの各種設定は一般的には「設定」アプリから行いますがSpotlight検索を活用すれば検索結果をタップすることで「設定」アプリ内の設定メニューにすぐにアクセスできます。これはiPadOS 16でも可能でしたがiPadOS 17では「設定」アプリに関する設定を検索すると検索結果が「トップヒット」に表示されSpotlightの検索画面上で設定をオン/オフできるようになっていて「設定」アプリを開かずに設定を行うことが可能になっています。便利なSpotlightですが使うのにホーム画面またはロック画面に戻るのは無駄になるのでAssistiveTouchを使ってSpotlightを開くようにしています。まさにクイックアクションです。

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