メモも Siriでリマインドする
カレンダーの登録をSiri音声入力でするのに注意する事がありました。Siriに頼むその呼び方です。”Hey Siri ○○を登録して”という場合はカレンダーに登録されます。少し違うだけですが”Hey Siri ○○を覚えて”と言うとリマインダーに保存されます。リマインダー?あまり馴染のないフレーズです。調べてみると地味ですがとても便利なアプリのようです。
標準アプリの中にあって、どちらかというとマイナーな印象があるリマインダーを使ってみました。始めは、よくあるTo-Doアプリかと思いましたが奥が深そうです。To-Doアプリでもありread it laterにもなる不思議な魅力があります。タスクの処理等は、ちょっと面倒ですが、これをSiriに頼むと、とても気楽で分かりやすくなります。最初はSiriに手伝ってもらうと上記の例のように簡単にタスクや予定を登録管理出来ます。本来は日時や場所などで細かく設定出来るTo-Doアプリです。しかし、それだけで無くリマインダーを使えばSafariや標準メモアプリ、メール、メッセージなども記録してくれます。メモやメールなどの共有シートにリマインダーはありませんがSiriに頼めばリマインドしてくれます。
手が話せない時などにSiriを呼んで”○○を覚えて”と言えば、かなりの長文でもリマインダーに記録してくれます。また標準メモアプリにもSiriにメモしてもらえますがメモの登録数が多いと探すのも厄介です。がリマインダーは用が終われば直ぐに削除しますので回転が早くて新鮮です。大切なイベントは後でリマインダーアプリを立ち上げて編集すれば良いと思います。Siriで登録後のリマインダーの細かい設定が必要な場合は以下のとおりです。
時間を設定する
⒈リマインダーをタップして、右側にある情報ボタン をタップします
⒉「指定日時で通知」をオンにし、「アラーム」の横の日付をタップします
⒊リマインダーの日付と時刻を設定します
⒋設定完了
場所を設定する
⒈リマインダーをタップして、その右側にある情報ボタンをタップします
⒉「指定場所で通知」をオンにし、「場所」をタップします
⒊知らせを受けたい場所を検索するか、その住所を入力します
⒋その場所に到着時または出発時のどちらに通知してほしいかを選択します
⒌円上の黒い点をドラッグして、知らせを受け取るエリアの半径を変更・決定します
⒍「詳細」をタップして前の画面に戻り、「完了」をタップします。
以上のような設定で細かく設定することも出来ます。
リマインダーを直接アプリで操作するとSiriに頼んで行うようにスムーズに運びません。何度も言いますが個別のメールやメッセージ、連絡先やメモには共有シートからリマインダーへ送る機能はなく、Siriに頼まないかぎり作成することは困難です。
ただし、Safari、Kindle、Instapaperなどの一部のアプリは共有シートからリマインダーアプリを選択出来ます。何れにしてもリマインダーはSiriに頼んで作成したほうが便利に使えると思います。また、カレンダーとリマインダーは同期しますのでタスクの見落としも無くなります。特に標準メモアプリにSiriを頼んでメモする機能は秀逸です。確認がし易く早いです。ある意味で記憶のハブのような働きをしてくれます。標準リマインダーアプリを使ってみた感想です。
See you tomorrow!