「こどものバイエル」も上巻を終え いよいよ下巻に取り組むことになった おさらいにバイエルとは別の教本のレッスン曲「かっこう」を弾くように言われた 「かっこう」なんて簡単な曲なのだが右手はト音記号で左手はヘ音記号の楽譜が書かれている あれっ? 左手の楽譜を見て戸惑った
習い始めに弾いた単純な曲の楽譜が読めないではないか ショックだった ヘ音記号で書かれたその音はト音記号で言うところの「ラ」の位置だ 講師(家内)に尋ねると「ド」だと言う 中学校の授業で習っているはずだとも言われた 困惑したのと情けないやらで落ち込んだ バイエルの35番から40番まで37番を除いてはヘ音記号の楽譜で習得済みだ たぶん それらの楽譜には指番号がふってあり鍵盤の位置は講師から教わっていたので その楽譜は弾けたわけだ つまり楽譜 ヘ音記号の楽譜は読めていなかったことになる
ト音とヘ音とは何か
イタリア語 | do | re | mi | fa | sol | la | si |
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日本語 | ハ | ニ | ホ | ヘ | ト | イ | ロ |
英語 | C | D | E | F | G | A | B |
この表にあるとおりト音はイタリア語のsol「ソ」でヘ音はfa「ファ」になる
図のとおりト音記号は第2線から書きはじめこの位置が「ソ」になることを表している
ヘ音記号は第4線を基準に書き始められここが「ファ」になる
だいたいト音記号とヘ音記号のことは分かったが さて5線譜でいうところの「ド」はピアノの鍵盤のどの位置になるのだろうか こうやって考えると分かりやすい つまりヘ音記号はト音記号の1オクターブ下だからト音記号の楽譜の下の「ド」(鍵盤の真ん中の『ド』)はヘ音記号の上の「ド」になるわけだ 結局「かっこう」の楽譜でヘ音の始まりの赤枠の音は「ド」になる
See you tomorrow!