国会での首相の答弁にエッセンシャルワーカーという言葉がありました。初めて聞いた言葉だったので調べてみました。
エッセンシャル・ワーカー(Essential worker)またはキーワーカー(Key worker)クリティカルワーカー (critical worker)とは最低限の社会インフラ維持に必要不可欠な労働者を指している。
エッセンシャルワーカー - Wikipedia
2019年からの世界的な新型コロナウイルスの蔓延によって英国政府が社会インフラ維持に必要不可欠な職業の労働者と不要不急な職業の労働者を二分化して具体的なリストを作成し示したようです。
エッセンシャルワーカーの職種
分野 | 職種 | 勤務場所 |
---|---|---|
医療 | 医師 看護師 薬剤師 |
病院 薬局 |
公務員 | 市職員 区職員 |
市役所 区役所 |
介護・保育 | 介護士 保育士 |
介護施設 保育園 |
金融 | 銀行員 信用金庫職員 |
銀行 信用金庫 |
小売店 | 店員 | コンビニエンスストア スーパーマーケット ドラッグストア |
運輸 物流 |
公共交通機関の職員 トラック運転手 宅配便の配達員 |
公共交通機関 全国各地 |
ブルーカラーとエッセンシャルワーカー
コロナ禍前には作業服を着て現場で働く人はブルーカラーと呼ばれてホワイトカラーの事務職と分けられていました。コロナ禍により区別の基準が「必要不可欠な(エッセンシャル)」労働者(ワーカー)になっているようです。
エッセンシャルワーカーの問題
在宅勤務が難しく不特定多数の人と接触する機会も多いエッセンシャルワーカーは新型コロナウイルス感染症の感染リスクが高い職業です。しかし労働時間・休日などの「待遇」や給与・賞与などの「賃金」は改善されていないというのが国会で取り上げられていた問題のようです。
まとめ
世の中に「不要不急な職業」があるのかどうかはさておいてコロナ禍で休むこともできずに働き続けているエッセンシャルワーカーに感謝します。
See you tomorrow!