AirPodsに良い音を聴かせる
ご存知のとおりAirPodsはイヤホンなので音を奏でる側ではなく聴く側である。なのでAirPodsがいくら性能が良くてもiPhoneの音質が良くなければ私達も良い音を聞くことはできない。そもそもイヤホンで良い音を聴こうと思ったら断然カナル型イヤホンを使うべきだし有線でなければならない。なのに今や人気薄のインナーイヤー型であるのにも拘らずAirPodsの人気は断トツである。私もほんの最近までカナル型イヤホンを使っていたが今はAirPodsに戻った。何故かと言うとインナーイヤー型は心身ともに自由な気分になれるからだ。外部の音から遮断され耳の中に窮屈に収まっているカナル型イヤホンが鬱陶しいし外からの情報が入ってこないのは不安でもある。そんな理由で現在はインナーイヤー型のAirPodsを毎日愛用している。
しかし、インナーイヤー型とは言え音を楽しむことを放棄したわけではないので、一応設定等には拘っている。まずは音源であるところのiPhoneの設定が大切だ。iPhoneのミュージックアプリにもイコライザがあって好みに応じて細かく設定できる。※イコライザとは音質の改善・補正をする機能。「設定」→「ミュージック」→「イコライザ」へと進むと23項目もの設定が出来る。AirPodsなどのインナーイヤー型は一般的に低音を強調する「BassBooster」を勧められるが女性ボーカルを主に聴くので逆に低音を抑え中高音を強調する「BassReducer」の方が合っているような気がする。がオールマイティーな「Flat」を使うことが多い。Flatと言ってもイコライザ「オフ」ではないので自然なボーカルを聴くことが出来る。またMacのiTunesには手動で設定出来るイコライザ機能があるのだが残念な事にiPhoneのイコライザにはそう言った機能がないのでサードパーティー製アプリを使う事になる。5年以上前から使っているアプリにRADSONEイコライザがあり自作のイコライザの設定が出来てiPhoneで聴くことができるので殆ど頼りっぱなしである。究極のイコライザ設定と言われるEargasm Explosionも設定可能だ。
RADSONEのイコライザ設定
⒈ミュージックプレイヤー画面の左の「III」アイコンをタップする
⒉イコライザ画面になるのでバーの数値を手動で設定して好みの音を組み立てる
※参考数値
これだけの設定で驚くほど生まれ変わって生き生きした音になる。素人の私にも分かるのだから間違いない。
こうして自分に合った音を作ってAirPodsに聴かせてやれば、きっと良い音質で曲を聴かせてくれると思う。
See you tomorrow!