 LegacyなTextExpanderのスニペットをTextwellに設定した[iPhone・iPad]

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 MacのAlfredを使い始めてスニペット機能の便利さにあらためて感心している。残念な事にiPhoneiPadにはAlfredアプリは無いので似たようなアプリを探した。PhraseExpressとか、ずいぶん前に使った事のあるTextExpander辺りしか見当たらない。TextExpanderは1度使った事があるが入力が英語でないと反応しなかった事とキーボードもTextExpander専用のタイプでないと使えなかったので諦めた覚えがある。またPhraseExpressも同じく専用のキーボード指定だった。
 そんな時、TextwellがTextExpanderに対応している事を思い出しTextExpanderを試してみる事にした。TextExpanderも久しく操作した事が無かったのでアプリの所在も分からなくなってしまっていたのでApple Storeからインストールする事にした。しかし検索しても以前に使っていたTextExpanderアプリは既に無くなっていてTextExpander+Keyboardという新しいアプリになっていた。無料とあるし仕方ないのでダウンロードしてみた。さっそく起動してみたのだけれど最初から課金を求められて先へ進む事さえできない。噂にはTextExpanderが課金制になって不評になっている事は聞いていた。後で知ったのだが古いバージョンのTextExpanderを破棄しないと新しいバージョンが使えないとか書いてあると言う。説明も英語表記なのでさっぱり理解出来ないし毎月500円の課金は勘弁して欲しい。様子は分かったので古いバージョンをもう一度ダウンロードして使おうと思ってもApple Storeにはすでに存在していない。困ったのでApp Storeアプリの購入履歴を辿ってみる事にした。たとえ5、6百円でも支払っているので使うくらいは自由だろう。Apple Storeアプリを検索したらすぐにみつかったので再度ダウンロードしてみた。
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 ダウンロードしてみたが、やはり使い方がよく分からない。しかし4年前に比べて少しはiPhoneにも詳しくはなっているので何となく要領が分かる。まずはTextwellで使えれば良いのでTextwellの設定をした。「設定」→「Textwell」→ 「TextExpander」をONにした。続いて「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加」→「TextExpander」→「フルアクセスを許可」まで設定した。
 さて設定は済んだけれども肝心のスニペットが登録出来ていない。2015年の記事だがTextwellからTextExpanderにスニペットを登録する方法→Textwellから素速くTextExpanderにスニペットを登録する方法 - W&R : Jazzと読書の日々があったのでそのTextwellアクションもインポートした。あとはTextwellでTextExpanderのスニペットの更新をするUpdate TextExpander Snippetsアクションもインポートした。これでスニペットの登録がTextwellで簡単に出来る。※登録の方法は↑のwinerosesさんのブログを読んでください。
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 参考にしたブログではスニペットを呼び出すキーワードも日本語に対応しているらしいしキーボードもiPhoneのソフトキーボードで大丈夫そうだ。さっそく「。かっこ」で(%|)と登録してみた。%|はスニペットを展開した時のカーソルの位置だからこの場合はかっこの真ん中にカーソルが置かれる事になる。要領は同じだからHTMLなども登録出来る。これならTextExpanderに対する不信感というか不得意感はなくなりそうだ。ただ TextExpanderが使えるアプリが限定されているのは残念だがiPhoneではTextwell、Drafts、Ulyssesあたりが対応しているので大丈夫そうだ。古いバージョンのTextExpanderだが機能的にはシェア機能がないだけのような気がするが、どこまで使えるのか楽しみである。
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See you tomorrow!

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