久しぶりに少しワイルドなパンツを用意したんだけれど、ウェストがフリーサイズなのでベルトが必要になった。最近はジーンズもともかくパンツ類はストレッチ素材の楽なものを身につけることが多くなったのでベルトをしたことがなかった。さてさてクローゼットの奥の方から革製のそれらしいベルトが出てきた。以前にジーンズばかり穿いていた頃のしっかりしたベルトだ。これならこの迷彩柄のハーフパンツにぴったりなイメージだ。。。と思った。
カーキ色っぽい迷彩のパンツを穿いて左のベルト通しから入れてスルスルとウェストに巻いてみた。変だなぁ、バックルとベルトの端っこがくっ付かないんだ。。。要するにベルトの長さが短くなってしまったのだ。ベルトにはサイズの調整のための穴が5つ開けてある。てか、そこまでとどかないのだ。。。うすうす感じてはいたのだがここまでウェストが成長していたとは、はっきり言って感動した。ベルトの裏に書いてあるサイズを確かめたら30と書いてある。もちろん30cmではない、30インチの表示だ。間違いなく自分のベルトだ。76cmが昨年の夏の頃までのベストなウェストサイズだった。正直信じられなかったし衝撃で冷や汗が出た。今度出かけるのに穿く予定だったのに、これでは始めから衣装を考え直さなければならない。しかし、このままでは今後も同じような事が起こるに違いない。すぐにでも新しいベルトを用意しなければならない。
体重は毎朝計測して記録をとっている。2年前に入院した当時は50kg以下にまで体重が減ってしまっていた。およそ10kg痩せてしまっていた。ここまで痩せると体力も低下してしまって歩く力も無くなってしまった。退院後は健康には気を付けながら、食事は決められた時間に食べて散歩も欠かさずして来た。入院中に覚えた食後のスイーツは退院後もかかした事がない。酒も辞めたしこういった規則正しい生活のおかげでお腹周りだけはスクスクと大きくなったのであった。散歩は1日に13,000歩くらいは歩くし食事の量もそんなに増えてはいないのだけれども。
さっそく、ベルトを注文した。緊急事態なのと、これを機に元の体型に戻したいと思うので急場凌ぎのベルトを探した。もしダイエットに成功すれば、あまり大きなサイズのベルトでは使えなくなってしまう。出来ればフリーサイズ的な自由に使い回しの出来るベルトが望ましい。。。これはアレしかないと思った。俗に言うガチャベルト、昔はGIベルトとか言ってたベルトだ。5、6年前にまた流行したらしいので、amazonにもあるかも知れないと思って覗いてみたら、案の定たくさんの種類があった。むかしは500円くらいで手に入ったつもりだったがブランド品もあって価格はピンキリだ。様子見に1,000円のを1本注文した。ワインレッドのガチャベルトだ。
注文して翌日、つまり今日届いた。わざわざ買い物に出かけるよりも確実で速い。さっそく封を切って試しにはめてみた。なんとも懐かしい着け心地でこのベルトをしていた頃の思い出が走馬灯のように、、、は冗談だが懐かしかった。あの頃よりもバックルもベルトも素材が進化していてオシャレで丈夫そうだ。これならフリーサイズのパンツもしっかりと支持してくれそうだ。色もワインレッドを選んで正解だった。欲を言えばもう少し若いワインの色が良かった。
終わりになるが無事にガチャベルトは手に入った。注文する時にも今時のガチャベルトの着け方みたいな事をネットで調べたりもしてみた。ガチャベルトは長いまま垂らしてオシャレにコーデすることはちょっと前に流行った時に見て知っていた。届いたベルトは長さが125cmで幅が38mmだ。標準的な長さなのだろう。しかしネットで見るモデルたちは余ったベルトを40cmくらい前に垂らしているのが普通だった。どういう訳か、長さは割合ちょうど良くて垂らす程の余裕が無いのだ。そして切るほどの余分な長さもないのだ。なんか変だなぁ。そこまでデブなのか？なんかガチャベルトにまで見放されそうな自分が情けなくなってきた。
See you tomorrow!
