Evernoteの大幅なアップデートが9月にありました。UIもガラッと変わって使いにくくなったと言う声が大きいですがそれ程ヘビーユーザーでも無いので気にはならずに使い続けています。しかしとんでもない事にApple WatchのコンプリケーションからEvernoteが消えているのです。アップデート当初はEvernoteのApple Watchへのインストールの方法が書いてありましたが（注: この機能はまだ新しい Evernote for iOS ではご利用いただけません）と注意書きが添えられていました。承知しているのならすぐにもアップデートで修正されるだろうと思っていました。しかし一月たっても改善されずそろそろ代替えアプリを探さなければと思っていました。
先日このブログでMacのアプリCheatsheetを紹介しました。その時にAppStoreにもCheatsheetがあるかどうか検索しました。するとあったのです同名のアプリが、確認のために調べてみるとCheatsheetノートと言ってメモアプリでした。紛らわしいアプリだと思ったのですが本来の探していたアプリではなくショートカット表示アプリのCheatsheetは公式サイトからダウンロードする仕組みになっていました。その後iPhoneアプリにもCheatsheetノートがある事を知り無料なのでインストールしてみました。やはり気になったのはCheatsheet がApple Watchのコンプリケーションに並んでいた事です。メモ機能を見てみてもシンプルでApple Watchの文字盤にもメモが表示出来るしタップすれば即メモの内容が表示されます。逆に入力方法などを考えるとCheatsheetの方が簡単で視認性にも優れています。またiPhoneのウィジェットやキーボードにも対応していてそちらでもクリップボードアプリのような使い方も出来ます。コレならEvernoteの代わりになるんじゃぁ無いかと思いました。あとApple Watchのコンプリケーションにある手持ちのメモアプリにはTextwellとDraftsがありますがお買い物メモ的な簡易タスクメモとしてはDraftsしかありません。
Cheatsheetの使い方は単純でただ忘れないようにメモを書くだけです。そのメモがiPhoneのメモとウィジェット、キーボードに表示されそれぞれ編集・コピーが出来ます。登録には直接記入しますが他のアプリからも共有シートのメニューからCheatsheetアプリへ送ることも出来ます。そしてApple Watchの画面でメモの確認が出来ます。Draftsでも似たようなことは出来ますが文字盤に表示するのに数タップ必要なのとメモアプリ本来の機能の邪魔になるのでCheatsheetを使う事にしました。
Cheatsheetも簡単で使いやすいのですが無料ではApple Watchとの同期が4件までの制限があるとありました。まぁ4件あれば何とかあるかと思いましたが実際のところ無料で同期しようとすると課金を迫られます。コレがまた610円とかなり強気なお値段ですがそれなりの素晴らしい機能が隠されているのやもと払いました。一応同期はするのですが半自動状態で同期はいちいち手動で行う必要があるようです。iPhoneとApple Watchが同じ場所にあれば確認出来ますがそうでなければ尚更です。この不具合さえなければ使えないこともないと思います。とりあえずEvernoteが復旧するまでの繋ぎとして使ってみます。ちなみにCheatsheetとはカンニングペーパーの事だそうです。
See you tomorrow!
