ちょび が入院して5日経った
2022年5月8日の朝だった。
道路と庭の境の柵が空いていたのか隙間から脱出して県道を渡っている途中で車にはねられた らしい。
柵から逃げる事はよくあるのだけれど家の裏の駐車場辺りで用を済ませて帰って来ていた。今回は県道を横断してしまった。
散歩ではいつも渡る横断歩道だけど まさか犬だけで横断した理由が分からない。
轢かれて直ぐに駆けつけたが轢いた車は既になく状況も不明だった。
幸い犬は意識もあった。かかりつけの獣医に電話したが日曜日と言うこともあって隣町の医療センターを紹介してくれたので直ぐに走った。
その病院は あいち犬猫医療センターといった。獣医師が10人常駐している病院で心強かった。病院に着くとMRIとCT検査だ。奇跡的に内蔵等には損傷もなく左後ろ足の脱臼だけで済んだようだった。
脱臼なら俗に言うハメれば治りそうだが その方法では脱臼がクセになりやすいので切開して骨を繋ぐ事になった。そのため入院が1週間になった。
毎日見舞いに行くが点滴をして後ろ足をかばっている姿は痛々しい。見舞いに行く度に いつも食べているオヤツやバナナを差し入れるのだが日を追う毎に食欲も出てきて もっと欲しいとねだる。見舞いから帰る素振りを見せるとクンクンと泣いて一緒に帰りたがる。
犬が勝手に逃げ出して たまたま通りがかった車に轢かれた。犬に交通安全を教育できる訳もない。これからはリードを付けて庭を走らせるか 柵をもっと頑丈な物にするか。
犬にも飼い主にも優しい方法が見つからない。今週の日曜日には退院だ。
何にしても ちょびのいない生活はつらい。 はやく帰ってこい。
See you tomorrow!