 ユーザ辞書を登録しやすくするための機能やアプリとショートカット[iOS][Automator][Alfred][PopClip]

 iPhoneMacのユーザ辞書をこよなく愛する筆者です。うまく同期するとAppleバイスの一台に辞書登録すればすべてのデバイスで使うことが出来ます。うまくと言うのはMacのOSが低かった頃には同期に不具合があったからです。最近CatalinaのMacBook Airを手に入れてユーザ辞書登録を色々試してみたのですがHigh SierraではエラーだったAutomatorによるユーザ辞書登録ショートカットキーもOSがアップしたために使えるようになりました。またPopClipも有志の方の拡張機能を使うことでユーザ辞書登録出来ました。iPhoneMacもデフォルトのままの登録方法では面倒になるので以下の方法で簡単にできる方法を選んでどしどしユーザ辞書を活用してほしいと思います。

iPhone

1.デフォルト「設定」→「一般」→「キーボード」→「ユーザ辞書」で登録する
②テキストを範囲選択→「ユーザ辞書...」で登録する ※この方法ならストレス無く素早く登録出来ます。
 ユーザ辞書登録を充実させれば驚くほど日本語入力が捗る[iPhone][iPad][Mac] - tomi_kun’s diary 参照※修正更新済み
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Mac

1.デフォルト

「システム環境設定...」→「キーボード」→「ユーザ辞書」で登録する

Automator

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 ユーザ辞書登録を充実させれば驚くほど日本語入力が捗る[iPhone][iPad][Mac] - tomi_kun’s diary 参照※修正更新済み ←作り方

tell application "System Preferences"
   reveal anchor "Text" of pane id "com.apple.preference.keyboard"
   activate
 end tell
 tell application "System Events"
   tell group 1 of tab group 1 of window "キーボード" of process "System Preferences"
     click button 1
   end tell
 end tell  

 今回のおすすめショートカット によるユーザ辞書登録です。「control+shift+N」でユーザ辞書登録画面が呼び出せるので登録が素早く簡単に出来ます。 f:id:tomi_kun:20201126174428j:plain

3. Alfred

Alfredの入力窓を開いて「スペース」→「k」でシステム環境設定のキーボード設定が開くので登録する 。Alfredがインストしてあったらこの方法がもっとも堅実かも知れません。

4. PopClip機能拡張

 PopClipのエクステンションで範囲を選択してPopClipのメニューからユーザ辞書登録する。PopClipは有料アプリですが確実にユーザ辞書登録出来ます。 gdgt.jp

PopClip

PopClip

  • Pilotmoon Software
  • ユーティリティ
  • ¥1,600

 ユーザ辞書もキーチェーンによるパスワード登録にしても1つ1つ地味に登録していく事は面倒でやっかいな作業です。しかし一回その時にキチンと登録作業をしておけば以降の入力の際に得られる効果は大きく長い期間を通して継続すれば時間のロスを防ぐ事が出来ます。
See you tomorrow!

 ほぼ日手帳のプレ2021ダイアリーをGoodNotes5で試してみる

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 2021年のダイアリーは、ほぼほぼ日手帳に決まりました。ほぼ日手帳は日本国民なら使ったことの無い方がいないくらいポピュラーな日記帳ですが、私は今回が初めてです。そもそも日記帳としてきちんとフォームが決められたノートに日記を書くのは小学校の絵日記以来ではないかと思います。そのため未だ年も明けていないのに少々緊張気味です。ほぼ日手帳は両開きになっていて毎日開いた片方の該当する日付の書かれているページに1ページずつ書いていかなければなりません。1ページはそれ以上でもそれ以下でもありません。なぜかしら切迫した雰囲気に包まれたような使命感というか義務感というかそんなものを感じてしまいます。そんなこんなで年が明けたらほぼ日手帳に何を書こうか、どう言った形式で書こうかと心配で夜も眠られません。
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 そこで試験的に来年の日記の試し書きをしてみました。直接、生のほぼ日手帳に書きつけては厳かな新春行事が台無しになってしまいます。そこでほぼ日手帳を撮影して PDFに変換し保存してGoodNotes5に取り込んで試し書きをしてみました。iPad miniでGoodNotes5を使うとほぼ日手帳とほぼ同じサイズになります。
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 相変わらずiPad miniApple Pencilで書いてみるとコツコツ、ツルツルと不快な書き心地です。レイアウトを試してみるだけなので気楽に書けば良いのですが思ったよりも紙面が小さいのでスペース配分に気を使います。マックス1ページ、妙に狭く感じます。現在はGoodNotes5なので簡単に削除出来るし用紙も無限に用意出来ます。それにしても狭い。普段のA5ノートと違ってサイズはともかく失敗しても1年間は付き合い続けなければいけません。このプレッシャーは何なんだ。1月3日の自作テンプレートを2、3枚作って書いてみましたが納得いくレイアウトやペンの種類が決まりません。
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 まだ12月にもなっていないので準備するには時間はいくらでもあります。何度も試してみて納得のいったレイアウトで新年の初ダイアリーを迎えたいと思います。暇人だなぁ〜まったくぅ
See you tomorrow!

 MacのSafariで洋楽の歌詞を翻訳する [Google Chrome]

 毎朝訪れるブログがあります。音楽やファッションのお話を中心に介護する側であったりこれから介護される側になるために「幸せを感じながら生きていく方法」をともに考えていくブログです。そのあいかーちゃん (id:AIaoko)さんのブログあい青子の「大好きだった曲」と「服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」 にいつも素敵な欧米の曲が紹介されます。
 紹介される曲はビートルズやクイーンなどの英国勢からエアロスミスボン・ジョヴィ、ヴァンヘイレンなどの米国勢に至るまで広く、特に筆者が幼い頃に聴いた曲が中心です。例えばギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」であったりグランド・ファンク・レイルロードの「アメリカンバンド」だったりします。筆者はアメリカ在住期間もあって英語に達者なのでそれら欧米の曲の歌詞にも言及される事が多く、全く語学に疎い私は辞書を片手に理解しようとしています。たぶん筆者は私と近い年代のお生まれの様子なので紹介される曲も聴いた記憶のある懐かしい曲ばかりです。時々、読んだブログにその日の曲についてコメントさせて頂くのですが余りにもトンチンカンな自己流和訳では誤解を招くかと思いWebサイトの歌詞を翻訳することにしました。
 ただMacSafariのWebサイトでの英語は部分的にはPopClipアプリやAlfredを使って翻訳出来ます。しかしページ全体の翻訳や楽曲の歌詞などのようにコピー&ペーストにロックがかけられているとアプリが使えません。App Storeにも翻訳アプリがあるようですが有料なので試すこともしていません。無料のMiaは試してみましたがページ丸ごとは無理でした。そうなるとやはりiPhoneと同じくGoogle Chromeを使うしかなさそうです。しかしAppleユーザーとしてはあくまでもSafariにこだわりたい、意地でもSafariで完結したいのが本音です。と言うことで少なからずは(おおかた(^^ゞ)Google Chromeの力も借りながらページ全体の翻訳をしてみます。

Safariの設定

1.Safariの「環境設定」→「詳細」→「メニューバーに”開発”メニューを表示」にチェックする
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Google Chromeの設定

1.Google Chromeに「Google翻訳拡張機能をインストールしておく
2.Google Chromeの「環境設定」→「詳細設定」→言語の項目の「母国語以外のページで翻訳ツールを表示する」をオンにする
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Safariでページ翻訳をする

1.Safariで翻訳したいページがあったらメニューバーの「開発」から「ページをこのアプリケーションで開く」→「Google Chrome」をクリックする
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2.ページがGoogle Chromeで開かれるので拡張機能Google翻訳」をクリックする
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3.「このページを翻訳」をクリックする
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4.ページ全体が翻訳できました
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 iPhoneもiOS14でSafariが翻訳機能を搭載するはずでしたが未だ実現されていません。Macならとっくに翻訳機能があると思ったのですが有料アプリに頼るか今回のようにGoogleChromeの世話にならなければ出来ませんでした。だったら始めからChromeを使えば良さそうなものなのですがiPadiPhoneなどのSafariとリーディングリストを共有するには同じSafariを使う必要があります。とは言え便利で無料の機能は積極的に取り入れる事に、やぶさかではありません。
See you tomorrow!

 iPhone・iPadもたまには掃除をして身軽になろう[キャッシュ][履歴データ]

 iPhoneiPadでもMacと同じようにアプリ内にキャッシュや履歴が蓄積しています。キャッシュとはiPhone内に一時的に保存されているデータのことでこのキャッシュデータが大きくなりすぎると動作を重くする原因になります。
 iPhoneでWebサイトを閲覧すると表示に必要なデータが自動的にキャッシュという一時ファイルとして保存されます。これは次回から同じサイトを開く時にいちいち全データをダウンロードしなくてもキャッシュデータから表示させてパケットの節約や高速化を図るためです。しかしこのキャッシュデータが増えすぎると記憶容量を圧迫してiPhoneの動作を遅くしてしまいます。アプリはそれぞれ個別にキャッシュを保存しています。

Safariのキャッシュデータ削除

 「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします。
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Chromeのキャッシュデータ削除

 Chromeの画面右下にある「その他のアイコン」(3点アイコン)をタップします。
「履歴」→「閲覧履歴データを削除.....」→「閲覧履歴」・「cookie、サイトデータ」・「キャッシュされた画像とファイル」にチェックして 閲覧履歴データを削除をタップします。
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LINEのキャッシュデータ削除

 LINEを開いて左下にある「ホーム」アイコンをタップし左上にある「歯車」アイコンをタップして「設定」画面で「トーク」をタップし「データの削除」をタップ。
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削除する項目を選択して、通常「キャッシュデータ」にチェックを入れます。※写真や他のデータも削除する場合はそれぞれの項目にチェックを入れます。「選択したデータを削除」で削除します。
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※LINEのキャッシュデータが836.2MBもあるのには驚きました。

Facebookのキャッシュデータ削除

 Facebookのキャッシュの削除は1度アプリをアンインストールして再びインストールするので必要なデータはバックアップが必要です。

 代表的なアプリのキャッシュや履歴データの削除について書きましたが削除後はキャッシュがないために、一度アクセスしたサイトの表示が一時的に遅くなり、記憶していたログイン情報を入れ直す必要があるサイトもあります。特にLINEは注意が必要でFacebookのようにアンインストールしてしまうとトーク履歴が削除されてしまいます。いずれにしても大切なデータは保存するようにして下さい。
See you tomorrow!

 人生いろいろPCも色々「command + shift + delete」でキャッシュをクリア[GoogleChrome][Mac]

 私のメインPCはLate 2009のiMacです。メモリ4GBストレージ500GBですが今も健在で第一線で活躍しています。古い割にはフリーズする事もなく順調に動いています。しかし重いアプリを利用したりすると動作がぎこちなくなります。ブラウザで言えばSafariを使おうとすると立ち上げるだけで随分と時間がかかり途中で諦めます。それでApple信者としては不本意ながらiMacだけはGoogleChromeを使っています。確かにGoogleChromeは起動も速いしサイトの移動、読み込みもスムーズです。しかし長時間使ったりタブをたくさん開いたりすると途端に動きが鈍くなってきます。GoogleChromeは速いけれどもメモリとバッテリーをくうとよく言われますが理由を考えるとデータの読み込みを早くするために本来ならHDDに置くべきデータをRAM(メモリ)に置いたままにして高速化したりアクセスデータもHDDに保存したままにして次回のアクセスに備えているためです。そのため大量のタブを開いたりするとメモリ不足で動きが悪くなると言う訳です。
 GoogleChrome自体は再起動すればある程度動きはもとどおりに戻りますがキャッシュや閲覧データ、履歴などが蓄積されています。これらを取り除かないとすぐに不調をきたしてしまうのです。そこでGoogleChromeの動きが遅くなったな、と思ったらキャッシュや履歴データを削除してやります。

キャッシュ・履歴データの削除

GoogleChromeツールバーの右端にある縦に「・」が3つ並んだアイコンをクリックして「設定」→「閲覧履歴データの削除」で行います。
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※キーボードショートカット「command + shift + delete」を打てば一発で設定画面に移動できます。
※デフォルトの設定のままでいいのですが「パスワードとその他のログインデータ 」にチェックするとログインデータが削除されてしまうので注意が必要です。
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タブを整理する拡張機能

 使用中のiMacがメモリ4GBとわかっているのでタブは必要最小限しか開きませんが自動で管理してくれるのでThe Great Suspender拡張機能だけはインストールしています。タブを大量に利用したりグループ管理したい場合は OneTab がいいかも知れません。
1. The Great Suspender

chrome.google.com

 The Great Suspenderは使用していないタブを自動的に休止しメモリ消費を防ぎます。数分前には開いていたタブを放置したままにしておくとThe Great Suspenderが下記のようにタブを休止状態にしメモリの使用を防いでくれます。
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2. OneTab

chrome.google.com

個人的には利用していませんが

OneTabはメモリ使用量を95%減少させ、タブを整理します。One Tabアイコンをクリックして沢山のタブをリスト化しましょう。タブにアクセスする必要があるときは、一つ一つ、もしくは全てを一度に復元していただけます。Google Chromeで開いているタブをOne Tabでリスト化することで、メモリ使用量を95%減少させる事が出来ます。

とあります。
Macの性能不足のため色々な方法を思考錯誤しながら使っていますがそろそろ限界かも知れません。
See you tomorrow!

 GoogleChromeのWeb上でメモ出来るgrt memo [Mac][拡張機能]

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 MacGoogleChromeでWebサイトを閲覧中に気になるサイトのURLや記事についてのメモを残したい時にCopiedなどのクリップボードアプリに残したりメモアプリに書いておくのも面倒なものです。そこでChromeならではのブラウザ上にメモが残せる拡張機能grt memoを使います。

grt memoの入手

 grt memoはChromeウェブストアでダウンロードします。↓

chrome.google.com

すぐに使えるようにツールバーにピン留めしておきます。
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grt memoの使い方

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1.Webサイトを閲覧中にメモしたい時にツールバーのgrt memoの「メ」のアイコンをタップします。
2.メモ帳画面が表示されるので入力します。TIMEボタンでタイムスタンプが入力されURLボタンで開いているサイトのURLを貼付します。
3.上部の番号にメモの枚数が表示され「+」で増やす事ができます。クリックして切り替えも出来ます。
4.URLを貼付したメモには下にリンクタグが付いてクリックするとそのサイトを開きます。複数のURLを貼付した場合には複数のリンクタグが付きますが何故か機能しません。
5.メモが4つ以上になると「ー」ボタンが表示されクリックして選択中のメモを削除します。
 Web閲覧または検索中に素早くメモができてそのサイトを離れてもGoogleChrome上ならいつでもメモが確認・編集出来ます。ツールバーに置いておけるので簡単に利用できます。
See you tomorrow!

 とりあえずiOS・iPadOSのパスワードをiCloudキーチェーンで管理する

 iPhoneであらゆるサイトやアプリを使うには必ずユーザIDやパスワードの入力を求められます。パスワードの保存・管理そして自動入力をするにはサードパーティの1Password・LastPassなどのアプリを使います。しかしそれらは有料であったり設定が複雑だったりします。そんな時にiPhoneの標準機能であるiCloudキーチェーンを設定して記憶しておけば次回からは自動で入力する事が出来ます。設定は以下のとおりです。

iCloudキーチェーンの設定

1.「設定」→ユーザー名タップ→「iCloud」→「キーチェーン」→オン
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2.「設定」→「パスワード」→「パスワードを自動入力」→オン
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iCloudキーチェーンの登録

 Safariで動画サイトやネットショッピングの閲覧中にログインを求められユーザ名とパスワードを入力して「iCloudキーチェーンに保存しますか?」と尋ねられた時に「パスワードを保存」を選べば登録されるので次回から自動入力が可能になります。
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iCloudキーチェーンの使い方

  iCloudキーチェーンに登録済みのサイトやアプリではキーボードに表示されている「パスワード」の部分をタップすると本人認証した上でパスワード一覧に移動するので該当するサイトを選択します。
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注意:2ファクタ認証を採用していない場合は「設定」→「ユーザー名」→「パスワードとセキュリティ」から設定しApple IDの認証を二重化することでセキュリティを強化する。

 今回はiPhoneに標準で装備されているiCloudキーチェーンの紹介ですが私は現在LastPassを使っています。MaciPadiPhone共通です。パスワードを管理し始めた頃は1Passwordを使っていたのですがマスターキーを忘れてしまい2度とログイン出来なくなったのでLastPassに乗り換えました。1Passwordは基本的には有料アプリですがLastPassは無料でも十分使えます。はじめはiCloudキーチェーンで試してみて余裕が出来たらLastPassも試してみましょう。
See you tomorrow!

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