 私がレイテンシなんです

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 2019Apple WWDCにてiPadOSが発表されました。Apple pencilのレイテンシが20msから9msに改良されるとありました。何となく速くなるんだろうな、と思いました。更に紙に書く感覚に近ずくとも有り期待に胸が膨らみます。私の環境はiPad(第6世代)とApple pencil(第1世代)ですので、その恩恵にあやかる事が出来るかどうか微妙ですが方向としては望ましいと思います。Apple pencilが無印iPadで使える事だけでも有難いと思っていますので。そもそも、レイテンシと言う言葉自体聴き慣れず意味がよく分かりません。iPad proとApple pencil2のコンビには足元にも及ばないでしょうが、現在の環境に不満もありません。手書きメモアプリやお絵描きアプリを使っても何も不自由を感じません。まぁプロではありませんし、それ程の感受性も持ち合わせておりませんので安心です。

さて、レイテンシとは何なのか。ですが、イメージとしては何となく分かります。極端な話、最近ではあまり遭遇しませんがゲームを楽しんだり動画を鑑賞する時に動きが不自然であったり、止まってしまうと言うような事でしょうか。そう言えば音楽の世界でのレイテンシは聞いたことがあります。楽器の音がチグハグに聞こえたりするのは機械的な遅延の影響もあるそうです。単純に5m離れた音源から届く音は15ms遅れて届くそうです。1msが0.001秒ですので15msは0.015秒遅延があると言う事です。これが電子楽器などでは機械的に生じるしコントロールも可能だそうです。

と言うことは20msは0.020秒となり9msは0.009秒ですので明らかに9msが速いわけです。特にApple pencilのように画面とペン先が間近でリアルタイムに操作するツールとなると影響は大きいと思われます。一般的にインターネット上で望ましいレイテンシは応答速度(ping値)と言われ次のとおりです。

1~15ms=◎ とても速い

16~35ms=○ 速い

38~50ms= 普通

51~100ms= 遅い

101ms~     =とても遅い

となるそうです。

レイテンシも使われる機械やツールばかりでなくOSやソフトにも影響を受けるのでApple pencilというツール1つだけを取って考えても正しい数値は表せないと思われます。悔しいですが現実にApple pencilの性能はiPad proに負うところが大きいようです。

何れにせよ、Apple製品の改良が重ねられ続けて私たちユーザーが恩恵を享受出来れば幸せです。

See you tomorrow!

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