 macOS CatalinaのSidecarに乗せてもらった

 MacBook AirについてきたCatalina macOS10.15.6ですが今までのバージョンアップとは様子が異なるようで賛否両論がささやかれています。High Sierra からのアップで色々と戸惑っていますが楽しみながら慣れていこうかと思っています。取り敢えず目新しい機能としてSidecar機能を試してみました。SidecarというのはiPadMacの画面を表示して操作できる機能です。Mac単体で複数のディスプレイを使う事は前から出来たようですがiPadの画面にミラーリングするばかりでなくiPadの画面でMacのアプリケーシを操作出来るというのは初めて知りました。それも簡単な設定と操作で出来てしまうので驚きです。手っ取り早く試せたのはMacにも対応したiPadの手書き入力アプリNotabilityです。先日の記事でMac版のNotabilityは手書きが難しいので使えないと結論を出しましたがこのSidecarのミラーリング機能を使えばiPad上でApple pencilを使って手書きで文章や作図も出来ます。Notabilityの場合はユニバーサルなのでiPadだけで編集すれば良いのですがプレゼンテーションなどでの利用も考えられます。またMacでイラストや写真の編集作業をするのに補助としてiPadApple pencilを使って出来るのは理想的だと思います。

 今度のMacが13インチのディスプレイなのでiMacよりも狭く作業スペースが足りないと思われるのでその分をiPad側のディスプレイに置けば広く使うことが出来ます。ただiPad側でMacのアプリケーションを操作するにはApple pencilが必要で指では限られたジェスチャー以外は使えません。


 初めての体験でしたので活用する機会がまだ思い当たりませんがiPadに資料のブラウザを開いておきMacテキストエディタで書く、といった事が小さなMacBookの画面でも無理なく出来そうです。逆にiPadMacのマウスもしくはトラックパッドで操作するのは不思議な気分です。トラックパッドユーザーとしては混乱しますしMacBookの画面をApple pencilで突いたりしてしまいます。 Bluetooth接続でもApple pencilの遅延もなく編集出来るのは素晴らしい。このような機能はOSとデバイスの両方を開発出来るAppleならではだと思います。
See you tomorrow!

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