実のところMacBookは3台目になる。と言っても前の白いMacBook(Early2008)も他の1台もバッテリーが消耗したために買い替えてきた訳だ。結局はMacBook本体の寿命よりもバッテリーの寿命が確実に早いためその後はデスクトップつまりiMacにした。ちょうどその頃にiPhoneが登場してモバイルにMacBookは必要なくなったこともある。
iPhoneやiPadを使うためには充電がつきものなのでその点では慣れたつもりだ。しかし再びMacBookを使うとなると昔のMacBookの嫌な思い出が蘇る。その頃のMacBookはヒジョーに重く、その大方はバッテリーの重量ではなかったかと思えるくらいだ。それが今回のMacBook Airときたら薄いししかも軽いのでバッテリーの起動時間が気になってしまう。起動時間はAppleでは12時間との発表があるのでそれ以上は保証されてはいるものの経年による劣化は避けられなさそうだ。バッテリーの寿命の事を考えるとあまり頻繁に充電を繰り返すのは良く無いと言われるがMacBook Airのバッテリーはリチウムイオンなので大丈夫だと思って毎日充電している。
MacBook Air本体の寿命
AppleではmacOSの寿命は4年でiOSやWatchOSの寿命は3年を目安に考えているようだ。ただ使用状況により誤差はある。なので基本的には本体もOSに準ずると言う考え方だ。
バッテリーの耐久性
バッテリーの寿命についてはAppleのサポートに記事がある。
Mac ノートブックを使うと、バッテリーの充放電回数が増えていきます。ここで言う充放電回数は、バッテリーの電力をすべて使い切った時点で 1 回とカウントされます。実際に充電する回数と一致するとは限りません。 たとえば、1 日でノートブックのバッテリー容量の半分を消費した後、バッテリーを満杯になるまで再充電したとします。翌日も同じことを繰り返した場合、充放電回数は 2 回ではなく 1 回とカウントされます。このため、充放電回数が 1 回になるまで、数日かかることもあります。 バッテリーの充放電回数には上限があり、上限を上回ったバッテリーは劣化していきます。充放電回数が上限に達したバッテリーは交換することをお勧めします。充放電回数が上限を超えてもバッテリーを使い続けることはできますが、バッテリーの駆動時間は短くなります。 バッテリーのこれまでの充放電回数と、あと何回充放電が可能かを把握できれば、バッテリーの交換時期がわかります。快適にご利用いただくためには、充放電回数が上限を超えたら新しいバッテリーに交換してください。
ととても分かりにくい説明だが単純に充電した回数ではなく充電量の総数が決められていてそれを満充電した時の数値で割った数を回数で表現している。そしてその回数の確認方法は次のとおりだ。
MacBookのバッテリー情報
1.Macの画面左上のマークをクリックして「このMacについて」を選ぶ
2.概要の下にある「システムレポート...」クリックする
3.ハードウェア項目の「電源」を選ぶ
表れた「バッテリー情報」に現在の充放電回数が示されている。この充放電回数が次の充放電回数の上限を超えた場合がバッテリーの寿命となる。
※下記の表以外のMacBookは最大充放電回数が1000回となる。
機種 | 最大充放電回数 |
---|---|
MacBook (13-inch Aluminum, Late 2008) | 500 |
MacBook Pro (15-inch Late 2008) | 500 |
MacBook Air (Mid 2009) | 500 |
MacBook (Mid 2009) | 300 |
MacBook (Early 2009) | 300 |
MacBook (Late 2008) | 300 |
MacBook (Early 2008) | 300 |
MacBook (Late 2007) | 300 |
MacBook (Mid 2007) | 300 |
MacBook (Late 2006) | 300 |
MacBook (13-inch) | 300 |
MacBook Pro (15-inch, Early 2008) | 300 |
MacBook Pro (15-inch, 2.4/2.2 GHz) | 300 |
MacBook Pro (15-inch, Core 2 Duo) | 300 |
MacBook Pro (15-inch Glossy) | 300 |
MacBook Pro (15-inch) | 300 |
MacBook Pro (17-inch, Late 2008) | 300 |
MacBook Pro (17-inch, Early 2008) | 300 |
MacBook Pro (17-inch, 2.4GHz) | 300 |
MacBook Pro (17-inch Core 2 Duo) | 300 |
MacBook Pro (17-inch) | 300 |
MacBook Air (Late 2008) | 300 |
※2010年以降のMacBookについては最大充放電回数は1000回と考えて良さそうだがマークから確認して欲しい。
バッテリーを長持ちさせるには
・充電しながら使用しない
・時々バッテリーを使い切ってリフレッシュする
・ディスプレイの明るさやキーボードのバックライトを調整する
思いつく方法は月並みな事ばかりだがMacBookのそれもAirはMacBookのエントリーモデルなのでそれなりにいたわりながら使いたい。
※MacBook Airの充電の速さには驚きました。もしかしてApple Pencilの充電よりも速いカモ?
See you tomorrow!