Appleから届いた不審な請求書
友人からLINEが届いた。最近になって仕事でiPadを使いたいからと初めてApple製品を購入した友人だ。アプリの導入の仕方など分からないので説明したりしている。使用中の携帯電話はAndroidだ。GoodNotes5やYouTubeなどのアプリの購入は自分で出来るようになった。話を戻すが届いたLINEには一枚の画像が添付されていた。見るとAppleからの請求書のようなメールのスクショだ。Androidで受けたメールなのでいつものiPhoneで受けるメールと様子が違う。LINEの内容は購入した覚えのないアプリの請求書が届いたけれどもキャンセルボタンを押してもキャンセル出来ない。と言うものだった。その時は私も深く考えずにキャンセルを押せば大丈夫だと思った。よく聞くとキャンセルしようとするとApple IDとパスワードの入力を求めてくると言う。このあたりから何だか怪しい雰囲気になってきた。そもそもAppStoreでアプリを購入する時はその場で決済されるので後から請求書が送られてくる事はない。心配になったので友人宅まで伺って内容をよく調べて対応する事にした。向かう道すがら考えてみたがキャンセルボタンを押させてApple IDとパスワードを盗む、いわゆる詐欺ではないかと思った。当然Apple IDには買い物のためのクレジットカードなどが紐付いている。コレを利用すれば少なくともAppleStoreではアプリばかりかiMacやiPhoneも買えてしまう。届け先など自由に選べてしまう。もっと巧妙な手口で直接現金を引き出されてしまうかも知れない。怖くなったので友人宅に着いてすぐにiPadのAppStoreアプリから購入履歴にない事を見て偽の請求書だと確信した。大した額ではないがもし購入済みならばAppleサポートに報告してすぐにキャンセル処理の手続きをしたかった。しかし最近(コロナ禍の影響?)のAppleサポートは電話の対応が一切なされなくなっている。仕方ないのでメールで報告したが返事は72時間以内という事だった。そんな悠長なことも言っていられないのでApple IDとパスワードを変更しようと思ったがApple IDまでは大変なので取り敢えずパスワードは変更した。
アプリ代金などは大した事はないがカードに手をつけられるとまずいので暫く様子を見るしかなさそうだ。iPhoneならば要領が分かるのだがAndroidではそうもいかない。いたずらにしては手が込んでいるし、いったい何をするつもりなのかも分からない。もし何らかの被害に遭ってもAppleには何の落ち度もないので泣き寝入りになりそうだ。そう思うとメール一通にも細心の注意をはらって対応しなければいけないと思った。
See you tomorrow!