 iPadのエディタでの行の入れ替えについて

f:id:tomi_kun:20210125005211j:plain
 ブログやレポートを書くのには何らかのテキストエディタを使います。考えながら文章を書くにはアナログで思ったようにノートに書いた方が自由な発想で良い文章が書けそうな気もしますが。大筋をiPadなどで書き終わった頃に冷静な目で書いた文章を読み返すと誤字や使い方を誤った語句などを発見しての修正作業はつきものです。そればかりが文章のある一部を前後入れ替えたり、段落ごと入れ替えてしまう事もあります。アナログのノートでは絶対出来ない編集作業がMaciPadなら可能になります。そして、この行の入れ替えがストレスなしにスムーズに出来るかどうかは完成した文章の出来不出来を大きく左右します。

カット&ペースト

 ほとんどのテキストエディタで行や段落を移動するにはカーソルで範囲指定してカットし目的の位置でペーストします。しかしカットした瞬間は書いた文章が消えてなくなるので何をカットしたのか注意しないと分からなくなります。

f:id:tomi_kun:20210124161427g:plain

Workflowy

 iPhoneサイズなら範囲指定したりカットやペーストも無理なく指を使って出来ますがiPadMacのようにキーボード入力になるとマウスなどを使って少々煩わしい操作が必要になります。これらの作業をキーボードから手を離さないでも出来る機能があるのがWorkflowyなどのアウトライナーと呼ばれるエディタです。アウトライナーは行の並び替えのためだけにあるのではないですがその機能は優れています。行の一箇所にカーソルがあれば「control+shift+↑↓」キーで簡単に行を入れ替えることが出来ます。

f:id:tomi_kun:20210124160150g:plain

WorkFlowy: Note, List, Outline

WorkFlowy: Note, List, Outline

  • FunRoutine INC
  • 仕事効率化
  • 無料

Taio

 最近のブログを書く人たちの中ではエディタにこの行の入れ替え機能を強く望む声があってエディタ選びの大きな要素になっています。下の画像はTaioといって比較的新しいエディタですがTaioはアウトライナーと同じ事を「option+↑↓」で操作出来ます。Taioの場合はoptionキーを押した時点でカーソルがある行または選択している文字がある行が入れ替えの対象になります。つまり選択した広い範囲を入れ替えたい場合でも最初の行の先端から最後の行の終端までを選択しなくても良いと言う事です。

f:id:tomi_kun:20210124155746g:plain

Taio - Markdown & Text Actions

Taio - Markdown & Text Actions

  • YING ZHONG
  • 仕事効率化
  • 無料

ドラッグ&ドロップ

 行の入れ替え機能だけでエディタを選ぶ訳ではありませんが選択の要素の一つだとは思います。ただ自分が使っているiPadiPad miniだと言う事もあってキーボードやマウスで操作するよりも指を使った方が圧倒的に速いためMaciPhoneなどとは違った基準になると思います。またiPadのキーボード操作や機能がMacに追いついたと言われますが使えるアプリケーションも異なるので、まだまだ程遠い性能だと思います。行の入れ替えも頻度にもよりますがiPad miniならば指でドラッグ&ドロップした方が速くて確実で簡単です。

f:id:tomi_kun:20210124162549g:plain

See you tomorrow!

follow us in feedly