 色彩雫「松露」が届いたのでcon-70コンバーターを満タンにしたが

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 色彩雫の松露が届いた。今回はミニではなく50mlのボトルだ。コンバーターcon-70に、たらふく呑ませた。(※たらふくは鱈腹と書くがコンバーターは膨らまない)con-70は1.1ml入れられるので単純にボトルを一本、吞み干すには45回は注げる事になる。まずは一安心だ。con-70コンバーターはプッシュ式で同じパイロットのcon-40やプラチナコンバーター500のような回転式ではないので扱いやすい。
 ふと気が付いたのだがcon-70コンバーターは昨年リニューアルしてcon-70Nになっていた。さっそく2本購入してカクノ万年筆には装着した覚えはあるのだがカスタム74はどうだったのか記憶がない。引き出しにはcon-40とcon-70が袋に入って一本ずつしまってあった。con-40はカクノ万年筆で使っていたコンバーターをcon-70Nに交換したため水洗いして保管したものだ。はて、残る一本、con-70Nの袋に入っているコンバーターは新品のcon-70Nなのか交換後の旧con-70なのかわからなくなってしまった。はたまた今2本のカスタム74に付いているコンバーターは新旧どちらなのかが気になってきた。

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 そもそも何でcon-70は新型になったのかと言うとコンバーターの「棚吊り」を防止するためだ。棚吊りとはコンバーターのインクタンク内で表面張力によってインクが上の方にたまる現象で、インクがあるのに万年筆が書けなくなることである。今までそう言った症状はなかったが予防出来るならしておきたい。と言う事で今回の松露を入れたカスタム74のコンバーターを確認してみた。  ネットで調べてみると新旧コンバータの違いは

①インク吸入のピストンのコマが白から黒になり形状も変更。
 これについてはインクが満タンなため確認出来なかった。

②インクタンク内のゴム部品がグレイから黒に変更。
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③頭頂部の円形模様が無い。
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④銀色の金属製のパイプ部分の長さが新型では少し短くなっている。
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結論としては引き出しの中にあったcon-70は新品のcon-70Nであった。と言う事はカスタム74は必然的に2本とも旧型のcon-70である。しかし今のところ棚吊り状態もないのでこのまま様子を見る事にした。強いて言えば、その日の書きはじめにインクがかすれる事もあるが万年筆らしくて良いか、くらいに思っている。
See you tomorrow!

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