 じゃまだと思った「ほぼ日手帳」の「日々の言葉」が手帳の鍵だった

f:id:tomi_kun:20210123162427j:plain
 「ほぼ日手帳」を使いはじめてひと月が経とうとしている。手帳としては1日1ページと書ける量、書くべき量が制限されているのは気が楽だ。書き方も箇条書きでも良いし大きな文字で書いても自由なので、すぐに書き終わる。「ほぼ日手帳」にはその日のページの下に「日々の言葉」の欄がある。

「日々の言葉」は「ほぼ日手帳」の1日ページの下に入っている「ほぼ日刊イトイ新聞」の様々なコンテンツからたのしい言葉や元気になる言葉、笑える小ネタなど、有名無名を問わずに厳選した、名言・迷言集です。そして、通常版の「ほぼ日手帳」の「日々の言葉」は、製作時の年の、約1年の「ほぼ日」のコンテンツから選り抜かれた言葉が掲載されているんですが、「ほぼ日5年手帳」の「日々の言葉」は、というと、過去「10数年分」の「ほぼ日」のコンテンツの中から厳選されたものが「日々の言葉」として、1日ページ下に掲載されているのです。
ほぼ日5年手帳情報室 - ほぼ日刊イトイ新聞

f:id:tomi_kun:20210123162530j:plain

 「ほぼ日手帳」オリジナルを昨年末に購入してきて開いた時の印象はトモエリバー紙の薄さと3.5mm方眼の狭さ、そしてA6サイズの小さなノートの6分の1を占める「日々の言葉」の欄の広さだ。紙や方眼はともかく「日々の言葉」なんて要らないだろうと思った。と言うよりも邪魔だとさえ思った。どこの誰が書いたのか、言ったのかは知らないが逆に1日を振り返って整理するのには迷惑である。毎日書いていると書く事が多すぎて、工夫して収まるように書く日が多い。ある時は「日々の言葉」の上から書き足す事もあった。しかし例え印刷物でも他人の文章の上に重ね書きをするのも気が引けた。そんな事もあって無地のマステを貼って書いてもみたがページが厚くなってしまうので断念した。
 半月くらい経った頃だったか、知らず知らずのうちに「日々の言葉」を読んでいる自分に気がついた。そればかりか気に入った部分を引用して手帳に感想まで書いていた。適当な長さの文章でひと目で読める。読んでみると、なかなか乙な事が書いてある。だんだん読むのが日常化して楽しみにするようになった。この欄は「ほぼ日手帳」の重要な要素の一つだと思うようになった。

「日々の言葉」をiPhoneで読む

 そんな「日々の言葉」はiPhoneでも読む事が出来る。「ほぼ日手帳」の終わりの方に「ほぼ日」を、もっと楽しむ。ページがあってその右上にQRコードがある。それにiPhoneのカメラを向けるだけでWeb版の「ほぼ日」を、もっと楽しむ。が開く。内容は以下のような構成だ。 https://www.1101.com/store/techo/hobomotto/

f:id:tomi_kun:20210123162606j:plain

●きょうの「日々の言葉」
ほぼ日手帳ダウンロードシティ
●ほぼ日のTOBICHI
●いぬねこ写真アプリ「ドコノコ」
ほぼ日手帳マガジン
渋谷PARCO 4F「ほぼ日カルチャん」
●ほぼ日の学校
●ほぼ日のアースボール
●おみやげおやつ大辞典
渋谷PARCO 8F「ほぼ日曜日」
●生活のたのしみ展
吉本隆明の183講演

誰がみたって無駄な企画だと思えた「日々の言葉」も気にして読みだすとクセになる。長年続いている訳だ。「日々の言葉」がないと間の抜けた手帳になってしまうかも知れない。
See you tomorrow!

follow us in feedly