 トラックボールの弱点である横スクロールの克服 [Logicool ERGO M575]

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 トラックボールマウスを使うようになって1つだけ不便な事がありました。マウスを使うのをやめてから一年以上トラックパッドだけで操作してきました。だからマウス自体の機能も覚えがないのですが、Magic Mouseジェスチャーを使えば出来たのかも知れません。不便なのはウィンドウの中の、画面のスクロールです。上下、縦のスクロールはトラックボールにはホイールがあるので自由自在です。しかしホイールは縦にしか動かないので横スクロールが出来ません。トラックパッドなら2本指でスライドすれば上下左右どの方向でも移動可能です。その操作に慣れてしまったのでトラックボールで横にスクロールする方法を考えてしまいました。左ボタンでクリックしたままボールでドラッグしようとしたりです。もちろん出来ませんでした。横方向に長い表を見る時にはカーソルを画面の下まで移動してスクロールバーをドラッグして移動する必要があります。トラックパッドなら画面のどの位置でも可能だったのでこれは苦痛です。
 Logicool ERGO M575にはLogicool Optionsアプリがあって各種設定をカスタマイズ出来ます。M575はボタンとしてホイール自体が中央ボタンで左角に2つのボタンがあります。Logicool Optionsアプリを使って、それぞれのボタンに様々な機能を割り当てることが出来ます。さらにそのボタンにジェスチャー設定を与えられるので、中央ボタンを押しながらトラックボールを前後左右に移動することによって4種類の機能が与えられるのです。
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 そのカスタマイズの中に左右スクロールがあった訳です。以前の中央ボタンの設定は単独で押すとページを更新または再読み込みするように⌘+Rのショートカットキーを設定してありました。この設定をジェスチャーのカスタマイズで現在はホイールを押しながらボールを前に回せばページを更新または再読み込み、左に回せば右スクロールそして右に回せば左スクロールに変更しました。
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 ホイールを押すのがやや押しにくいですが左右のスクロールが出来るのは作業効率を格段に向上させます。トラックパッド並みになっただけの機能ですが、ただのマウスに比べたら大きな利点です。と言う事は残るボタンにもジェスチャー機能を使ったらまだ6つの機能を追加できる事になります。
See you tomorrow!

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