 シマトネリコを剪定してシンボルツリーに育てる

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 シンボルツリーは庭をデザインする上で中心になる樹木で庭の雰囲気ばかりか家そのものをイメージさせる大切な樹木です。そこまで深く考えて植えたわけではないのですが3年ほど前にシンボルツリーにするために当時、流行していたシマトネリコを家族が植えました。いまだに庭は放りっぱなしですが当時70cmくらいの背丈だったシマトネリコはすくすくと育ち、2mを優にこえる高さになっていました。
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 シマトネリコのすぐそばに住居を建築する予定が出来たのでその処分について検討しました。シマトネリコは常緑高木で地植でも水やりが必要なく光沢のある小さな葉が軽やかで風に揺れる繊細な表情に人気があるそうです。位置的には残せそうなのですが問題になりそうな点があります。3年間で既に樹高が2mを超えたシマトネリコは、このまま放っておくと年に50cmずつ成長し自然に約10mにまで達するということです。

 参考にInstagramハウスメーカーの画像を見て危機感を持ちました。
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 ネットで検索するとシマトネリコは比較的、丈夫な部類の樹木のようなので自分で剪定(ただ切るだけ)することにしました。ネットによると次が剪定のポイントのようです。

1.全体を見てこの大きさにしようと思うところで樹冠ラインをイメージしましょう。
2.中の方の混みあった枝から不要枝を切ります。
3.真ん中の強い枝を小枝のある位で切ります。
4.切って残した枝の太さを揃えるようにし、枝の勢いがそろうように剪定すると良いでしょう。

 これが専門的なのかどうか分かりませんが大雑把なイメージを描いてバッサバッサと切りました。個人的にはスッキリして上出来だとは思うのですが枯れないことを祈ります。
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 シマトネリコの清涼感は、枝葉が茂りすぎると失われてしまうので毎年切り戻し剪定をして枝を間引いてさらさら感のある樹形を保つことが必要です。また株立ちの足元の下枝は切り落として幹を見せるようにすると良いようです。先にも書いたとおりシマトネリコは1年に50〜60cmほど伸びる性質があるので毎年必ず剪定する必要があります。
See you tomorrow!

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